高校生らが化学の実力を競う「化学グランプリ2024(通称:化学の甲子園)」(「夢・化学-21」委員会、日本化学会主催)の二次選考が8月20~22日、秋田大学手形キャンパスで開催され、大賞など各賞の入賞者が決まった。一次選考はマークシート式の試験で2694人が参加。二次選考に進んだ71人が実験試験に挑んだ。
大賞は、大村陸駆さん(青森・県立青森高校3年)、前川智哉さん(東京 ・東京工業大学附属科学技術高校3年)、中原光翼さん(徳島・県立城ノ内中等教育学校3年)、中尾仁さん(兵庫・灘高校2年)、上杉源さん(東京・筑波大学附属高校3年)の5人が受賞した。
高校生による化学の世界大会「国際化学オリンピック(2025年7月にアラブ首長国連邦で開催)」の日本代表は、同大会で優秀な成績を収めた現高校2年以下の生徒を中心に選出される。