毎日忙しい高校生活。受験生になって模試で点数が取れず焦っていました。ですが、勉強法を工夫したところ、3カ月で共通テスト模試の点数が10教科で150点近くアップしていました。趣味の時間も作りながら、点数をアップできた勉強法を紹介します。(高校生記者・つな缶=3年)

【1】通学時間中も無駄にしない

私はスキマ時間の活用と、勉強する時とそうでない時のメリハリをつけることで勉強時間を確保しています。スクールバスの中では英単語帳や古文単語帳をめくる、化学や生物の教科書を読むなどしています。

通学時に使っている古文単語帳

帰りのスクールバスでは、朝に学んだ単語をもう一度見たり、教科書を読んだりしています。スクールバスに乗った後には30分ほど高速バスに乗って帰宅するのですが、昼間に解いて間違えた数学の問題の解説を読んでいます。この時間は「理解を深める時間」「講習の復習をする時間」と決めています。

【2】休憩時間も活用

学校の休憩時間には、主に数学のワークをしています。その際には丸付けだけして、解説の熟読はしません。授業5分前には席について、少し勉強をします。眠い時は睡眠時間に当てて、元気な時は勉強するようにしています。

【3】メリハリ意識して計画

家に帰ってからは、自分の時間は1時間30分作ると決め、お風呂や夕食を食べながら、YouTubeやドラマなどを見ています。ストレッチや筋トレも行っています。

勉強用のタイマー。便利機能がたくさん付いています

21時半から夜の勉強をスタート。最初に計画を立ててから、30分程度で区切って5分の休憩をはさむようにして、その日決めた勉強をしています。化学、生物、数学を必ず勉強します。この方法で4月から勉強したところ、2月に1000点満点中305点だった共通テスト模試を、6月には446点まで上げられました。みなさんもぜひ試してみてください。