皆さんは「明日英単語のテストなのに、勉強するの忘れてた」という状況になったことはありますか? そんな時、睡眠時間を削るか、テストを諦めるかの2択になってしまうこともあるかもしれません。私が実践する「小テスト直前で暗記する秘策」をお伝えします。(高校生記者・立原渚=2年)
【1】知らない単語に印をつける
例えば、小テストの範囲の単語を50覚えるとします。
まずは、知っている単語と見たことがある単語にチェックをつけ、覚えていない単語がどれかを明確にします。次に、単語帳の英語の部分を隠し、日本語訳を見て頭の中でスペルを思い浮かべます。紙に書いてもいいです。その後英語の部分を見て、間違っていたら印をつけます。この時、間違ったアルファベットのところに印をつけ、強調しておきます。
【2】接頭辞に注目
次に、語源で意味が推測できそうなものを調べます。見るのは単語の冒頭にある「接頭辞」です。
例えば「余剰」という意味のsurplusという単語は、surという接頭辞が「超えて」という意味を持ちます。その後ろのplusが「加えた」という意味を持つため、「surplus=余剰」というのが想像しやすくなります。接頭辞を理解すると、ただの「丸暗記」を減らせるのでおすすめです。
【3】オリジナルの語呂合わせ
次は語呂合わせです。「授業料」を意味するtuitionは、「授業料を払うように『注意しよう(tuition)』」のように、自分で語呂合わせを作ります。何かと結びつけて覚える方が定着するように思います。私は「トム(tomb)の墓」「シーフード(thief)泥棒」など、むちゃくちゃな語呂合わせを編み出しました。
【4】繰り返し音読する
最後に、一通り単語を見たら覚えられそうな単語と「今日中には覚えられなさそう」という単語に分けます。覚えられそうな単語は、覚えるまで繰り返し音読します。
私はこれで、小テストは8割以上得点できています。効率のいい短期記憶の方法としてオススメです。計画的に準備するのがベストですが、ぜひ暗記の参考にしてみてください。