以前の私は気分の浮き沈みが激しく、よく母に怒られていました。でも、今は落ち着いて生活できています。気持ちを整えるための考え方を紹介します。(高校生記者・べいびぃ=3年)

「失敗は学び」と捉える

私は何か失敗すると引きずってしまうタイプでした。例えば、学校の授業でクラスメートの前で間違った答えを言ってしまうと、家に帰って思い出しては落ち込んでしまいます。

「このままでは自分が疲れてしまう」と思い、自分の考え方を変えるように意識しました。「失敗してしまった」と捉えるのではなく「一つ学びになった」「次、失敗しなければいい」と考えるようにしたんです。そうしたら、心も軽くなりました。

陰口はプラスに受け取る

失敗以外にも、引きずってしまうことがありました。中学生の頃、しゃべったことのない女の子から「性格悪い」と陰口を言われていることが発覚。その子と同じ部活の子から聞いてショックを受けた私は、家に帰ってからも母に対してイライラしてしまいました。口調もけんか腰になってしまい、母に「私は何も知らないのに、そんなけんか腰で話すのは違うでしょ!」と怒られました。私は自分のことしか考えず、母に八つ当たりしていたことに気づきました。

私は相手を「私の良いところを知らないからそういうことが言えるんだ」「自分の良いところを増やそう」と考えるようにしました。

へこむ一言はポジティブ変換

高校の文化祭の準備では、クラスメートから笑いながら「存在感ないよね」と言われました。私はその言葉を聞いて「なんて無神経なことを言う人なんだ」と驚き、ショックでへこんでしまいました。

ポジティブ言葉変換メモ

しばらく引きずっていましたが、「プラス思考になった方が楽」と考えました。マイナスな言葉の「存在感ない」を、プラスな言葉の「透明感がある」へ、自己流に解釈したんです。そんな風に思うことであまりへこまなくなりました。他にも「そんなことも知らないの!?」とバカにされたときは「1つ新たな知識を学んだぞ!」「賢くなった!」と解釈します。

常に心の健康を保つ秘訣はプラス思考になること。1日の終わりに「今日もおつかれさま!」「今日も頑張った!」と口に出して自分をほめると、元気になれますよ。