よい成績を取るには定期テストだけでなく、「小テスト」にも気を抜けません。高得点を獲得するコツや成果を上げられた勉強法を、高校生記者に聞きました。

計画を立てて勉強する

【1】スマホのカレンダーで通知設定

小テスト1週間前に通知が来るようスマホのカレンダーを設定します。1週間を切ったら、通学時間やちょっとした空き時間に勉強しました。小テストで得点を重ねるだけでだいぶ内申が変わります。小テストだからといって気を抜かず、短い時間で詰め込んでください。(りとるしゃけ=3月卒業)

スマホのカレンダーに通知を設定

【2】繰り返して記憶を定着

前日や直前のみの勉強はNGです。小テストがある日にちを予定表で確認して、まずは1週間前に1回勉強します。その後小テストの3、4日前、さらに前日に勉強すれば3回勉強することになります。何回も繰り返すことで高得点を取れます。(べいびぃ=3年)

効率重視の直前対策

【3】短時間で効率よく

小テストは回数が多いので、数週間前から準備を始めるよりは、直前に詰め込む方が効率的だと思います。その代わり、定期考査で失敗しても単位はとれるように、高得点を狙うことが大事です。小テスト対策で使用したまとめノートなどは、考査で役立つ可能性があるのでとっておきました。(はばねろ=3月卒業)

【4】印をつけたところだけ復習

英単語の小テストでは、2日前に範囲の単語に目を通して覚えている単語にマークを付けます。テスト前日に、覚えてない単語だけを繰り返し見ながら指で書くようにスペルを確認します。繰り返す際に、覚えた単語に印をつけ、振り返らないことが時短になります。2日間でも隙間時間でかなり詰め込めるのでおすすめです(ynn=3年)

印をつけたところだけ勉強する

【5】間違えた問題の解説だけ読む

問題に触れる回数を増やすことに尽力しています。例えば英文法は、声に出しながら自分でテストをし、間違えたところに印を付けます。間違えたところの解説を読み、2回目のテストをする、というふうに誤答がなくなるまで繰り返します。すべてに全力を注ぐのではなく、力のかけ具合を調整しています。(さき=3年)

【6】「ながら勉強」をする

暗記が必要な小テストだと、夜寝る前にテストの範囲を覚えるのが一番効率がいいです。帰宅が遅かったり課題が多かったりしてうまくいかない場合は、朝にご飯を食べながら、歯磨きをしながらなど、「ながら」で対策するのがおすすめ。そして、授業が始まる前に全力で覚える。見る回数を増やし体にしみこませるといいと思います。(みとたま=3月卒業)

日ごろから勉強しておく

【7】日々の復習で対応

私は小テストで苦労したことはありません。普段から少しずつ勉強すればいいんです。小テストは定期テストと違って、基本的には習って1~2週間の範囲しか出ません。なので、その日に習ったことを復習していれば苦労はしませんよ。(ゆなちき=2年)

日ごろから復習をする

【8】定期テストを見越し段階的に学習

小テスト対策というより、中間・期末テストを見越して勉強するようにしています。大体一単元が終わるごとに小テストがある場合、急いでまとめて勉強するのではなく、週末にその週に授業でやった内容のうち、宿題では出なかった問題などをしています。翌週まで自分の中でのモヤモヤもなくせるのでおすすめです。(一宮鈴愛=2年)