私はずっと「陰キャ」「陽キャ」という言葉を使うことがどうしても嫌です。一言で性格を簡単に表せる半面、「その人が本当にどういう人なのか」が分からなくなってしまうと感じます。みなさんの意見を教えてください。(高校生記者・おむすび=2年)

「陰キャ・陽キャ」にモヤモヤ

私は「陰キャ」「陽キャ」という言葉を使うことにどうしても抵抗を感じます。陰キャな人や陽キャな人が苦手なのではなく、この言葉自体が苦手で、使われるたびに少しモヤッとします。

「陰キャ」「陽キャ」という言葉にモヤモヤする

例えば本人がいない場面で、「アイツって陰キャ過ぎてヤバくね?」と言われている場面に遭遇したり、友達が「陽キャ怖い……無理……」と過度に怖がっていたりします。

性格はひとくくりできない

そう感じる原因は、「陰キャ=おとなしい」「陽キャ=活発な人」というイメージの強さです。「陰キャ」「陽キャ」という言葉を使えば「簡単に性格を言葉で表せる」メリットがある反面、「陰キャ」「陽キャ」で表せる面以外が見えづらくなるデメリットがあると思います。

人にはさまざまな面があります。私は、互いに関わり合う中で相手の性格を知ったり、自分の性格を知られたりすることが、人間関係の面白さだと思っています。

レッテル貼って決めつけてないか

強烈なイメージを持つ「陰キャ」「陽キャ」を使うことで、相手のことをよく知る前に「あの人はそういう人だよね」とレッテルを貼ることになり、結果として人間関係の面白さが減ってしまうように思えます。もしかしたら面白い性格をしているかもしれないのに、言葉一つで「こういう人だ」と決めつけてしまうのはとてももったいないです。

気にしすぎかもしれませんが、このことがずっと心の中で引っかかっています。みなさんはこれらの言葉を使うことについてどう思いますか?

編集部にあなたの声を聞かせてください

記事を読んで感じたことや、あなたの経験談をLINE公式アカウント「高校生新聞編集部」に送ってください。

メッセージの最初に原稿のテーマ、学年・性別(さしつかえなければ)・ペンネーム(アカウント名は掲載しません)を明記してください。

読者の方に読みやすく、分かりやすくするために、投稿の趣旨を変えない範囲で短くしたり、表現や表記を添削させていただく場合があります。掲載できない場合もあります。記事で紹介させていただく場合は編集部から連絡します。