志望校が決まらない、迷っているという人も多いのではないでしょうか。私は高校受験の時、第1志望校を2月下旬に変更しました。どうして直前に進路を変更したのか、私の体験談を紹介します。(高校生記者・グラムキロ=3年)

中3の2月に志望校を変更

私は私立高校に通っています。中学では1年生から塾に通いコツコツ勉強し続けて、県内公立高校で10位以内の進学校を目指していました。しかし、3年生の2月下旬に志望校を急に変更し、現在通う私立高校に入学を決めました。

オープンスクールや説明会で感じた学校の雰囲気や得られた情報をメモしていました

私立高入試の結果は「特待生」合格

理由は入試の結果にあります。2月下旬、受験した私立高校の結果が返ってきました。合格で、「この時点で入学を決めると特待生になる」という内容でした。模擬試験を大きく上回る結果が出てうれしかったのですが、公立を受験せず特待生として私立高校に入学するかとても悩みました。

私には、高校生のうちに長期留学をしたいという目標がありました。その高校は過去に留学した先輩がいるなど、国際交流に力を入れています。学校や塾の先生、両親と話し合い、私立高校への入学を決めました。

自分の目で見て情報を確かめて

どちらの高校もオープンスクールや学校説明会に参加し、自分の目でそれぞれの良さや特色を確認していました。なので、どちらの高校に行くか迷ったとき、自分で得た情報をもとに判断でき納得できる良い決断ができました。

偏差値だけでなく、学校の特色や力を入れているカリキュラムなどもしっかりと確認することで、自分に合った高校が見つかるはずです。そのためには、ホームページだけでなく、オープンスクールや説明会などに実際に足を運ぶことが大切。雰囲気や校風を感じることで、考えが変わってくることもあると思います。

入学後も「この学校を選んで良かった」と感じることがとても多いです。早い時期から自分にとって良い決断ができるよう準備しておくことは大切だと感じます。今後も大学受験をはじめ、事前に情報を得るなどの準備を怠らずに備えていきたいです。