私は日々の英語学習を積み重ねた結果、高校1年生の時に英検準1級(大学中級レベル)に合格できました。どうやって英語を学んだのか、私の勉強法を紹介します。(高校生記者・はるたま。=3年)

【1】ラジオで基礎を身につける

私は小5から中1までの間、NHKの「基礎英語」というラジオ番組をほぼ毎日聞いていました。ノートに新たに学んだ単語や文法を書き込み、その日の会話表現をディクテーション(音声を聞いて書き取る)したり、音読したりしました。

「基礎英語」を聞きながらとったノート

【2】英単語は音読しながら書く

私は単語帳を地道に覚えるという作業が苦手でした。なので、英単語は音声を聞きながら、ひたすら単語を順々に音読しながら書く方法で勉強しました。それでも覚えられない単語は、例文を音読したり自分で例文を作ったりして覚えました。

長い単語は区切って考え、元になっている語源の言葉を調べるとだいぶ覚えやすくなります。単語帳にイラストを描いて、イメージ記憶で暗記するのもおすすめです。

【3】オンライン英会話を積み重ねる

中3から高2にかけて、2年半以上毎日オンライン英会話を受けていました。オンライン英会話では英語で時事問題を学ぶデイリーニュース、ディスカッションなどさまざまな教材が用意されています。中でも、私のおすすめはデイリーニュース。授業の前に記事を読み、初見の単語をメモしておくと、リーディング力や単語力が鍛えられました。

オンライン英会話でのメモ

新たに学んだ英語表現や、英語でうまく言えなかったことをメモしておきます。こうして勉強すると、英語の文を瞬時に組み立てる力が上がり、ライティング力も向上しました。

【4】過去問で得意・苦手分野を分析

英検を受ける際は事前に過去問演習だけはしておくべきです。時間配分や解き方のコツが見つかるはず。私は3~4年分解き、自分の得意と苦手分野、解き方のコツなどを分析しました。

楽しめる勉強法を見つけて

私は単語の問題が出る英検の大問1は最低限の点数を取り、リスニングやリーディングで点数を稼ぎました。英検では、ある程度満遍なく4技能を身につけることが必要とされますが、1つ得意な分野があると苦手分野をカバーできる場合もあります。そのため、英検に特化した勉強に縛られず、自分が楽しめる英語の勉強方法を見つけてみてはいかがでしょうか。