体の悩みは誰にでもあるものだと思います。中でも体毛については、小学校高学年頃から周りとの違いや変化に気づき戸惑うもの。僕は小学生のときから、すね毛に悩まされてきました。(高校生記者・アイソ=2年)

すね毛を周囲にいじられて

僕は小学6年生の頃には、すね毛が濃くなっていました。初めは戸惑いましたが、そることも隠すこともできず、それほど気にすることもありませんでした。

部活ではいている半ズボン

しかし、いつ頃からか周りにいじられるようになっていました。それからは、私服は長ズボンばかり選ぶようになりました。ただ、体育の授業や部活では、冬以外は半ズボンです。部員にもいじられることは多かったのですが、どうしようもなかったので、僕はすね毛を受け入れていました。

そってるクラスメートが多数派

ところが学年が上がるにつれて、すね毛は「生えている」「生えていない」ではなく、「そっている」「そっていない」の違いに変化していきました。この記事を書くためにクラスの男子に聞いてみると、13人中10人が「そっている」と答えました。今では脱毛や除毛が当たり前になりつつあるのだと実感しました。

長ズボンばかりの私服

自分らしくいたい

すね毛をそらないのがおかしいわけではありません。僕のようにそっていない人は一定数います。周りになぜそらないのか聞かれることがありますが、僕がそらない理由のほとんどは「面倒くさい」が占めています。周りの多くがそっていようと面倒くさいからそらない人もいるわけです。「いじられるからそろうかな」と考えたこともありましたが、放置していたら、すね毛の存在は僕にとって当たり前のものになっていました。

いじられるからといって、自分の一部を嫌いになる必要はありません。そるもそらないも、自分で決めたらいいのです。体の悩みは体毛だけではないと思いますが、自分らしくいることがなにより大切だと思います。