私は高校1年生の4月から日記を書き始め、高校卒業する今でも続けています。勉強や部活に追われて慌ただしく過ごす高校生活の中でも続けられる、私の日記の書き方を紹介します。(高校生記者・りかがの=3年)

書けない日があってもOK

高校生活で経験したことや感じたことを記録して、一日一日を大切に過ごしたい! そんな思いから、高校生活が始まると同時に日記を書き始めました。

愛用している手帳。3冊になった

私が日記を書く上で大切にしているのは、とにかく「続ける」ことです。これは、毎日欠かさず完璧に書き続ける、ということではありません。日記を書く時間が作れず、数日分途切れてしまっても、それも一つの記録だと考えるようにしています。

後から読み返したときに空欄が残っていたら、「この時はかなり忙しかったんだろうなあ」「テスト期間で大変だった時期だ……」などと振り返れます。その日のうちに書くことにこだわらず、時間があるときに思い出しながらまとめて書くこともあります。

1日1ページ形式の日記を使う

日記を「続ける」ことを達成するための私なりのポイントは2つあります。1つ目は、1日1ページ形式の手帳を使うことです。日付を自分で書く手帳と比べて、飛ばしてしまった日があっても後から戻って書けるからです。

振り返ったときに「1日が1ページにまとまっている」と、とても読みやすいです。私は文庫本サイズの「ほぼ日手帳 オリジナル」(ほぼ日)を使っています。方眼ベースのレイアウトなので、自由にいろいろな書き方ができるところも気に入っています。

「今日の1曲」を記録

2つ目は、楽しく書く工夫をすることです。私は必ず、日記の中に「今日の1曲」という項目を設けています。「今日一日の自分にテーマソングを贈るとしたら」という視点から毎回1曲を選んで、特にその日の自分にピッタリだと思う部分の歌詞を書き写します。私は音楽を聴くことが大好きなので、一日の出来事をまず音楽に当てはめて考えてみることで、日記を書く時間がとても楽しみになりました。

「今日の1曲」ペンも好きな色にして楽しく!

私が日記に書くのは本当にとりとめのないことばかりです。それでも書き続けていると、気持ちの整理ができたり、落ち込んだ時の支えになったりします。皆さんもこの機会に日記を始めてみませんか?