高校生にとって身近なコミュニケーション手段である「LINE」。上手に使わないといつのまにか嫌われていたなど、トラブルに発展するリスクもある。そこで、LINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている読者の高校生に「気を付けているLINEの使い方」について2月にアンケート。128人が回答してくれた。寄せられた声の一部を紹介する。(越沢琴奈)
言葉遣いに気を付けて
LINEでのコミュニケーションは、目の前に相手がいないため、細かいニュアンスが伝わらず誤解が生じるリスクもある。言葉遣いには注意を払うことが大事。
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■誤解を生まない表現を
普段は伝わることもうまく伝わらないことがある。誤解を生まないようにしっかり考えてから送る。(とと・2年女子)
スクショされてもいい内容に限るといいと思います。また、メッセージを送る前に誤解を招かない表現になっているか確認したほうがいいです。(はばねろ・3年女子)
■丁寧な言葉遣いで
実際に話すときよりも丁寧に書くこと。(ごまだんご・1年女子)
■推敲しよう
誤字脱字、誤解を生む表現などを避ける。自分が受けて不愉快になるようなメッセージは送らない。(それいゆ・1年女子)
誤解を招かないような言い回しをする。送信の前にもう1度読み直して確認してから送信する。(れい・1年女子)
■「w」の使い方に注意
「w」の使い方に気を付けて。「www」と何個も重ねていたが、相手に「笑いすぎ」と冷静に突っ込まれた。人によって使い方にギャップがあるので、会話の中で慎重に使い方を模索していくといい。(みーあきゃっと・1年女子)
適切な心配りを
送る時間帯、メッセージの量、頻度……相手を不快にさせないコミュニケーションをするために、工夫している人が多かった。
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■時間に気を付けて
送る時間を考える。(あるある・1年女子)
夜中に送る時は送信を控えるかミュートメッセージ(相手に通知が行かない設定のメッセージ)にする。(なー・1年女子)
■分量に注意
長文になりすぎない。要件が伝わりやすい、会話が弾むなどメリットが多いです。「一気に言わなくても次の返信でいいや」と考えることが肝要です。(ぱいん・3年男子)
■頻度に注意
即レスしすぎない!(ちんななご・1年女子)
連絡多すぎると、通知が溜まってグループ内の人が嫌な気持ちになるかもしれない。必要最低限の連絡だけするようにしよう。(あいら・1年女子)
■スタンプ連打は不快かも
スタンプだけはたくさん送らない方がいい。(リトマス試験紙・1年女子)
■リアクション機能を使う
リアクション(機能)をなるべくしてあげたほうがいい! 反応があったほうがうれしいから。(ゆいな・1年女子)
■相手がどう思うか考えよう
本当にそのグループで合ってるか、人を傷つけるような悪ノリをしていないか、スタンプ、リアクションだけで済ませていないか。(ぴよぴよ苺大福・高校生女子)
個人情報の扱いに注意
スマホに履歴が残るため、スクリーンショットが勝手に出回りトラブルになることも。
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■他の人とのLINEは送らない
他の人とのLINEのスクショを送らない! 友達Aに「BのLINEちょうだい!」って言われても勝手に送らず、Bに聞く。ほんっとに気をつけないとトラブルに巻き込まれる。(あかりんご・1年女子)
■本当に送って大丈夫?
人の顔が写った写真など、個人情報が含まれた内容を送るときは、本当に送って大丈夫か一度考えたほうがいい。(世田谷ヤングルーザー・2年男子)
さらに気を使うグループLINE
個別LINEと異なり、多くの参加者がいるグループLINE。ちょっとした工夫で円滑なコミュニケーションをとることができる。
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■空気を読む
クラスLINEはみんなの送る頻度に合わせたほうがいい。浮くから。(みんちぇ・1年女子)
クラスLINEなどの報告のラインは「リアクション」で反応している。(なー・1年女子)
グループLINEでは「質問に対して全く反応を返さない」、逆に「よく意味の伝わらないスタンプや内輪ネタで返信しない」のような、相手を困らせないような返信を心がけると良いと思う。(はちや・2年)
クラスや部活などのグループLINEは絵文字少なめの方が感じがよいと思う。(ぶどうという名のみかん・1年女子)
■個別かグループか確認する
個別LINEかグループLINEかちゃんと確認しよう。仲間内の言葉をクラスLINEへ送ってしまったときの絶望感は異常。(12月生まれの倉持・1年女子)
■分からなくても返信して
誰かがみんなに「明日の時間割分かる?」など問いかけたとき、返信がなければ分からなくても「私は分からない!」と返信する。それだけでも問いかけた人は安心できる。(七味唐辛子とお茶っぱ・1年女子)
先輩・後輩への連絡
先輩とのLINE。敬語を上手に使って礼儀正しく振る舞えるように気を付けよう。
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■敬語を使って
先輩には最も適してる敬語を。(mee・1年女子)
部活とかで先輩がいるグループLINEでは、適切に敬語を使おう(先輩がタメ口で良いと認めた場合を除く)。(Ft.Σιούμα・2年男子)
相手の関係性にあった話し方(敬語やノリなど)を選んで送っています。(みー太郎ぽんぽこ・2年女子)
■ねぎらいの言葉を忘れない
個別LINEでは、先輩なら敬って、後輩なら「お疲れさま」とねぎらいの言葉を一言入れる。同学年は、まだ仲良くない場合は学校で話すこと優先。(みかん缶・2年女子)
■一言クッションを入れる
先輩の個別LINEでは親しくなるまで「直接すみません」と付けて送ったほうが良い。部活やクラスなど大人数グループや先輩がいるグループでは「ですます」調で。(TOYONYAN・1年男子)
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