私は中学生の頃、宿題は締め切りギリギリにならないと始められませんでした。しかし、学校の課題で「音楽と勉強」について調べたことがきっかけで、宿題を楽しくやれるように。おすすめの音楽や勉強するときにかける音楽の注意点を紹介します。(高校生記者・kate=2年)
読書のおともはクラシック音楽
スタンフォード大学の実験では、クラシック音楽を聴いた被験者の脳が活性化した傾向が見られたそうです。
それを知った私は、勉強に集中したいとき、クラシック音楽を聴くようにしています。読書をするときも、ワイヤレスイヤホンで音楽を聴いています。
歌詞付きの音楽は避ける
歌詞付きの音楽は脳を疲れる感じがします。読書の際に歌詞付きのポップソングを聞いていたら、クラシック音楽を聞いているときより読む速さが遅くなりました。読んでいる内容がわからないまま読み続けてしまい、読み直さなくてはいけませんでした。
クラシック音楽のほか、私はテーマパークのBGMやオルゴールなども聴いています。もし歌詞付き音楽を聞きながら宿題をしたい場合は、歌詞がなるべく少ない音楽をおすすめします。
計算問題をするときはポップ音楽
数学の宿題や、パソコンを使ってデータを処理するときは、私はポップ音楽を聞いています。テクノ音楽もおすすめです。同じような計算問題やデータを単調にパソコンに打ち込まなくてはいけないつまらない作業も、自分の好きなポップ音楽で楽しく短時間で終わらせることができます。
作文作成では無音が雑音で
作文、小論文などを書くときは、音楽を聞かないことをおすすめします。どうしても聞きたい場合は、雑音の一種である「ピンクノイズ」や「ブラウンノイズ」をおすすめします。雨の音もいいと思います。
ピンクノイズとブラウンノイズは集中力を上げてくれます。ピンクノイズは雨や滝のザーッという音に似ていて、ブラウンノイズは川のせせらぎや荒波の音に似ています。
音量調節と休憩も大事
音楽の音量が大きすぎると、自分が頭で考えていることが分からなくなります。集中力も3分程度で切れてしまいます。
音量が小さいと、集中力は30分ほど続きます。私は音楽を30分おきに5分止めて、また音楽をかけています。皆さんもぜひ、試してみてください。