高校生新聞では、高校生記者がたくさんの記事を書いています。今回は古本屋の古書さん(3年)が趣味について紹介してくれます。
僕の推しは、コーヒーの品種の一つである「マンデリン」です。 出会いは中3の頃。受験勉強に行き詰まり外に出た時に、香りに誘われて入ったコーヒー豆屋の店主のおじさんが淹れてくれたのが、たまたまひきたてだった「マンデリン」だったのです。
渋めの苦味とほんのり感じる酸味が、そのときの自分にすごく沁みました。なんとか受験を乗り越えた後も「マンデリン」というコーヒーと、コーヒー豆屋のおじさんと話す時間の存在が生きる支えとなっていました。
「マンデリン」のみならずコーヒーは人と人をつなぐツールでもあると僕は感じています。なので、人と仲を深めたい時、僕は必ず一緒にカフェに行きます。コーヒーがその人の人となりを引き出してくれるように感じています。
- 古本屋の古書 埼玉県在住。放送委員会所属。ラジオ局のADになることが今の目標。美術館巡りやカフェ巡りが大好き。毎日、コーヒー豆をひいて飲むというこだわりぶりは同級生のみならず担任の先生からもひかれるほど。