私は第1志望の高校ではなく、「併願校」として受験した高校に通っています。高校生活を充実させるためにできることは、自分に合う高校を選ぶことです。後悔しないために、併願校を選ぶコツについて私の経験をベースにお伝えします。(高校生記者・Tim=3年)

志望校を書き出しランク付け

志望校や受験方法を決める際は、学校をたくさんピックアップし、どのくらいの志望度があるかランク付けをして書き出すことが大切です。最も自分に合っているところを第1志望校にし、同時に併願校も決めていきます。頭で考えるだけでなく、書き出して目で見ることで新たな視点が生まれます。

校風、設備など重視するポイントを書き出しランク付けしてみる。「%」は自分の中の志望度合い

併願校の校風を要チェック

併願校に第1志望校と全く違う校風の学校を選ぶことはおすすめしません。併願校に入学した後、第1志望校と比べてしまいマイナスな気持ちになるからです。

私は併願校選びで失敗しました。併願校は第1志望校に「落ちたら行く」場所と考え、マイナスのイメージを持つ人もいると思います。私も第1志望校のみを考えていたために、併願校は学校見学もせず、親や塾の先生にすすめられ決めてしまいました。

高校受験の時に使った理科の『1問1答』

私は運動が好きで、大きなプールや校庭、体育館のある学校を第1志望校にしていました。しかし入学した高校にはプールや校庭はなく、体育館もバスケットコートの半分ほどしかありません。「もし第1志望に受かっていたらなぁ」と、今でも思うことがあります。やりたい部活や行事があってそこを志望校とするなら、併願校もその部活、同じような行事がある高校を選ぶことを強くオススメします。

大学受験を見据えた選択を

併願校を選ぶ上でもう一つ重要なことは、その先の大学受験です。高校受験を終えホッとしたのも束の間、すぐに大学受験が迫ってきます。行きたい大学や学びたいことが決まっていないなら、大学付属の高校を選ぶことも一つの選択肢です。学校にもよりますが、内部推薦で大学に行けることがあります。

高校ではもちろん新しい出会いがあります。そこには明るい仲間が待っているはずです。進んだ環境の中で自分が満足できるように全力で「青春」しましょう!