とても苦手だった英語のリスニング。NHKの「ラジオ英会話」を毎朝15分1年間聞き続けたおかげで、全国模試で偏差値70を取るまでに成績が上がりました。その継続法を紹介します。(高校生記者・ひなそ=2年)

歩きながら聞く

ラジオ英会話を継続するポイントは3つ。「机に向かって聞かないこと」「正規の放送時刻に合わせようとしないこと」「ルーティンに組み込むこと」です。

まずは1つ目の「机に向かって聞かないこと」について紹介します。ラジオ英会話は耳だけでできる勉強です。わざわざ机に向かう必要はありません。

ラジオ英会話のテキスト

おすすめは断然「歩きながら」です。危なくないように周囲の音は分かるくらいの音量で聞き、テキストは信号待ちの時間にちらっと見ています。使っているうちだんだんボロボロになっていくので、達成感を得られます。

聞き逃しサービスを活用

次に、「正規の放送時刻に合わせようとしないこと」です。「ラジオは放送時刻が決まっていて、その時間を逃したら聞けない」と思っていませんか? 私は中学生の頃に「基礎英語」を聞いていましたが、放送時間に遅れたり、聞き逃したりすることが多く、全く継続できませんでした。毎日同じ時間にラジオをつけるのは意外とハードルが高く大変です。

ですが実は、ラジオ英会話には聞き逃しサービスがあり、1週間前の放送まで聞くことができるので、有効活用します。

ルーティン化する

最後は「ルーティンに組み込むこと」です。私は登校の際、約20分間徒歩の時間があります。ここにラジオ英会話を組み込みます。

アプリの聞き逃しサービスを使ってルーティーン化

通学時間にラジオ英会話の放送はないので、聞き逃しサービスを使います。歩き始めるのが毎回同じ時刻でなくても、これなら何も問題ありません。聞き逃しサービスはいつでも、聞き始めた時刻が放送開始時刻です。「最初の方を聞けなかった」なんてことは絶対起こりません。

犬の散歩、ランニング中、送迎バスの中など、あなたのルーティンにラジオ英会話を組み込んでみてください。継続は必ず力になります。