これから高校生活や進路で悩んだときに、信頼関係のある先生を頼れたら心強いですよね。先生と良い関係を築くコツを高校生記者たちに紹介してもらいました。

話すきっかけを作ろう

【1】基本の「あいさつ」を大切に

あいさつをされて嫌な人はいないです。自分からあいさつをすると先生の印象に残ると思います。(わっちょ=2年)

会話を重ねるほど、コミュニケーションも取りやすくなる(写真はイメージ)

【2】勉強のアドバイスをもらう

積極的に話しかけるようにしています。勉強のアドバイスをもらったり、質問をしたりして関わりを持つことで、顔を覚えてもらえて困った時も助けを求めやすくなります。(あかり=3年)

【3】授業の不明点を質問

授業前後の休み時間に、授業で分からなかったところや疑問点を質問しに行くのがおすすめです。一人が不安だったら、仲の良い友達と一緒に行くのも良いと思います。中学校の恩師に「先生は教えるプロだから、分からないところはどんどん聞いていい」と言われてから、積極的に質問に行くようになりました。(桜いをり=3年)

【4】要点は絞って聞く

授業で分からないところを積極的に聞くようにしています。その際、要点を絞って聞くことが大切です。「何がわからないのか」「自分はどう考えるのか」「ここが納得いかないけどどうしたらいいか」というふうに整理しておくようにしています。(ひよこのこ=2年)

【5】感謝を伝える

高校生になってから「先生と生徒の関係」というより、社会での大人同士の関係に近くなったような気がします。きちんと意思疎通ができれば、先生と良い関係を築けると思います。きちんとあいさつをし、感謝を伝えることも大切です!(にこ=3年)

自分のことを知ってもらおう

【6】考えをメモにまとめておく

担任がかなり意見をバシバシ伝えるタイプの先生です。進路相談などで自分の意見を伝えるときは、自分の考えをメモにまとめておき、それを持って話すようにしています。(わっちょ=2年)

【7】素直な態度を心がける

頑張っている姿をアピールし、先生には正直な気持ちや飾らない状況を伝えることが大切だと思います。(もち=2年)

本当の自分を伝えて、理解してもらうには?(写真はイメージ)

【8】積極的に世間話をしに行く

話が面白い先生、真面目な先生、優しい先生など、いろんな先生と話すべきだと思います。自分のことをわかってくれる先生ができたり、授業の質問もしやすくなったりします。話す内容は世間話や近況報告などたわいのないことでOK。意識的に接していくと、良い関係を築けます。(ラパン=3年)

【9】自分から覚えてもらう努力を

高校では生徒数が多くなることもあり、なかなか顔と名前を一致してもらいにくい……。何でもいいから話しかけて、顔と名前・学年・クラスを覚えてもらう!(りとるしゃけ=3年)

話の聞き方を意識しよう

【10】きちんとリアクションする

先生の話に対して、素直で分かりやすいリアクションをする人は好かれやすいと思います。表情をコロコロ変えて、ストレートな反応をすることが大切です。(めておーら=3月卒業)

【11】あいづちは大きめに

私は先生など年上の人と話すのが苦手で、会話をうまく続けられません。ですが、リアクションが薄いといい関係は築けないので、あいづちを大きくうつようにしています。(rim=2年)