高校生新聞では、高校生記者がたくさんの記事を書いています。いったいどんな生徒たちなのでしょうか? 今回ははーちゃんさん(3年)がボランティアについて紹介してくれます。

私は放課後、デイサービスでのボランティア活動をしています。きっかけは、聴覚障害を持ち、読唇術で会話をする母の「マスク生活に困る姿」でした。

ボランティア活動に参加したときの写真

この経験から「障害についてもっと知り、支えたい」と思いました。今では、「支える」だけでなく、楽しそうにお話を聞かせてくれたり、優しく手話を教えてくれたりする子どもたちに私の方が元気付けられています。

活動を通して、考え方や価値観の解が一つではないことも学びました。最近では、障害を扱ったドラマの影響で手話を覚える人が増えています。このように障害を身近に感じ、理解を深めることが社会をより良く変えていく一歩になります。ぜひ、自治体のボランティア等に参加してみてください。

はーちゃん 神奈川県在住。趣味は、食べること、話すこと、音楽を聴くこと。オーガニックスーパーで調味料や食材を隅から隅まで見るのがマイブーム。人と交流したり、高校生団体に所属していろいろな高校生を知ったりすることが好き。