高校生が毎日使う通学カバン。たくさんのものを入れる分、重くなってしまいますよね。今の高校のカバンは何キログラムで、何が入っているのか。そのカバンを使っていて感じることを友人6人に取材しました。(高校生記者・しろくじら=1年)

教科書でパンパン

カバンの重さは約8.4キログラム。カバンは学校指定のものを使っています。中には、教科書、お弁当、水筒、筆箱、Chrome book、電卓、電子辞書、モバイルバッテリー、イヤホン、湿布、消毒、その他身だしなみセットが入っています。ショルダーバッグなので、片方の肩に負担がかかってしまって、とても肩が痛いです。

パズルのように詰まった教科書

電車通学なので、混んでいるときは特に大変です。勉強するための電子機器が重く、テスト期間は持って行く参考書が多くてつらいです。(とら=1年女子)

電子機器が重い

置き勉で負担軽減

カバンの重さは約4キログラム。adidasのボックス型のカバンを使っています。中には、教科書、お弁当、水筒、筆箱が入っています。私は電車通学なので、重いリュックの扱いが大変です。

小限にしている

できるだけ学校に教材は置いて、最低限の教科書やノートの量にしています。それでも家から駅までの距離が遠いので、いつも肩が痛くなってしまいます。友達と肩もみし合うと軽減できるのでおすすめです!(ロッツォ=1年女子)

アナログ派は荷物いっぱい

カバンの重さは約9.8キログラム。DOM DOMバーガーのリュックを使っています。中には教科書、参考書、体育着、部活の運動着、お弁当、水筒、お菓子、貴重品、イヤホン、筆箱が入っています。

パンパンのリュック

アナログ派なので、たくさんの参考書や教科書を持ち運びしています。そのため、リュックのサイズが大きくなってしまい、混んでいる電車の中で動かすのが大変です。周りの人に迷惑をかけないように足元に置いていますが、中から物を取り出すときにかがめなくていつも不便に思っています。常に肩だけでなく、腰も痛くて大変です。(しなもん=1年女子)

教室での置き場所に悩む

カバンの重さは約6キログラム。アウトドア・プロダクツのボックス型のカバンを使っています。中には、各教科のワークやプリント、iPad、折りたたみ傘、タオル、エコバッグ、イヤホン、貴重品、弁当、水筒が入っています。

ぎっしり中身が詰まったリュック

カバンが重くて、学校の机のフックにかけるとひもがちぎれてしまいそうで床に置くのですが、それだと底が汚れてしまうので大変です。通路が狭くなって周りに迷惑だなといつも思っています。通学の手段は自転車なので、肩への負担はあまりないです。(ぱん=1年女子)

テスト期間はさらに重く

カバンの重さは約7.5キログラム。コンバースの黒いリュックを使っています。中には、筆箱、貴重品、イヤホン、タオル、弁当、ヘアアイロン、メガネ、身だしなみセットやクリームが入っています。

お弁当やヘアアイロンも入れている

テスト期間は特に肩が痛いですが、学校まで自転車で10分くらいなので、あまり苦痛ではないです。「電車に乗ったり、たくさん歩いたりするともっと肩が痛いんだろうな」と思います。(ともちゃん=1年女子)

iPadを活用して荷物をコンパクトに

最後に私のカバンについて紹介します。カバンの重さは約2.6キログラム。KANGOLの斜めがけショルダーバッグを使っています。中には、単語帳、ノート、ルーズリーフファイル、iPad、エコバッグ、日焼け止め、常備薬、モバイルバッテリー、イヤホン、めがね、貴重品、筆箱が入っています。

iPadに集約して軽量化

家から学校まで1時間半で、そのうちの半分以上の時間歩くので持ち物の軽さにとてもこだわっています。教科書と参考書は全て個人で買ったiPadに取り込み、家での勉強はそれで行っています。問題を解く用のノートと、単語帳だけ持ち運んでいます。そのおかげで、とてもカバンは軽いです!(しろくじら=1年女子)

【取材後記】重いカバンに苦しんでいた

毎日重いカバンを持って行くと肩が痛いですが、同時に腰まで痛くなると大変ですよね。テスト期間は特に多くなってしまうという声が多かったです。少しでも軽くなるような方法を考えて毎日の通学を乗り切りましょう!