後悔しない受験勉強をしたい! そのためにはどんなことに気を付ければよいのでしょうか。大学生に「今だから言える、受験勉強の後悔」を教えてもらいました。

もっと早く受験勉強を始めればよかった

受験勉強を本格的に始めた時期に関する後悔がたくさん寄せられました。

始めるタイミングを逃した

受験勉強を始めるタイミングを逃し続けました。先輩の受験、修学旅行……気持ちを切り替える時はいくらでもあったのに、「まだ時間はあるから」と、ずるずると伸ばしてしまいました。結局自分から勉強しようと思わなければ、本当に頑張れないと感じました。(a.i=岡山大学医学部女子)

受験勉強は早めのスタートがおすすめ

早い時期から受験勉強をしていれば

もう少し早く受験勉強に取り組んでいればよかったです。新しく買ったワークも終わりませんでしたし……。巻き返せはしたのですが、やはり第1志望に受かるために早い時期から受験勉強を始めることを強くおすすめします!(もち=静岡県立大学看護学部女子)

勉強範囲が終わらず…

世界史の全範囲の勉強を終えないまま受験を迎えてしまいました。毎日地道にやるべきでした。(ちょこちっぷメロンパン=武蔵大学人文学部女子)

『英単語ターゲット1900』という単語帳を高3の夏休み前から始め、残り400語ぐらいをほぼノータッチで大学受験に突っ込みました。英語の試験を受けている時、知らない単語が出てきた時は本当に焦りました。(あけみ=関西大学法学部女子)

苦手分野の勉強で後悔

放置したりやりすぎたり…、苦手分野の勉強は迷走しがちかもしれません。

苦手分野を放置してしまった

数学の苦手分野をほったらかしにしてしまいました。(Y-ki=ハートランドしぎさん看護専門学校看護学部女子)

いろんな参考書に手を出しすぎた

日本史が苦手でいろいろな参考書に手を出しました。1冊にしておけばよかったです。(りんごじゅーす=関西大学社会学部女子)

参考書、手の出しすぎには気を付けて

暗記系は早めに身につけておくべきだった

高2のうちから単語(英語、古典等)をしっかり身につけておくべきでした。(和樺=日本女子体育大学体育学部)

スマホについつい手が伸びてしまい…

YouTubeやSNS、勉強中にも抗いがたいスマホの誘惑が…。

スマホの見過ぎで集中できなかった

YouTubeを見すぎてしまい、スマホが常に横にある状態で集中できないことがありました。スマホは部屋に持ち込まないようにしていました。(あき=福岡工業大学社会環境学部女子)

スマホを使いすぎた

スマホを使いすぎました。3年生になるころには、使う時間を決めたり親に預かってもらったりして、自分なりに娯楽にかける時間を決めることをおすすめします。(さっちゃん=京都橘大学発達教育学部女子)

ついついスマホに手が伸びる……(写真はイメージ)

TikTok視聴をやめられなかった

TikTokを消すべきでした。「私なら自分を制御できる」と思いましたが、全くできませんでした。(くーちゃん=熊本県立大学総合管理学部2年男子)

ゲームに没頭し自宅学習が疎かに

親の忠告を素直に受け入れず、家でひたすらゲームに没頭して自宅での学習を疎かにしていました。「楽観的」を「何があってもネガティブ思考にならなければうまくいく」と勘違いしたことが自分の最大のミスです。(きぐちこうへい=福山大学経済学部男子)

無理をしすぎて体調を崩した

頑張りすぎるのも考えもの。体調を崩しては元も子もありません。

自分を追い込み過ぎて疲れ果て…

総合型で合格するために、睡眠時間を削り休憩を取らず、早い段階からかなり追い込んていました。しかし不合格。共通テスト後からは目標校の変更もあり、心身共に疲労困憊でした。結局、中期後期の受験はやめました。続けられる無理のない勉強が大切だと痛感しました。(りんぐ=岡山大学農学部女子)

睡眠を削り体調不良に

ストイックになり完璧を求めすぎました。「勉強が終わるまで寝ない」と睡眠時間を削り、よく体調を崩していました。自分に厳しすぎず、優しくなることも受験には必要だと思いました。(ルンツェル=日本女子大学文学部女子)