「アピールポイントが多いからきっと受かる」と考えていたのに……。国立大学の総合型選抜を受験し、不合格になった高校3年女子・さかな♪さん。失敗から学んだことについて話してくれました。

国立大の総合型選抜に挑戦、自信があった

昨年9月、国立大学の総合型選抜を受験しました。

総合型選抜を選んだのは、「早く合格を決めたい」と思っていたから。これまでに他大学での特別研究生として学んだ研究成果をアピールできると考えたことも理由です。科学系のコンクールにも参加していたので、他の人よりもアピールできると思っていました。

受かると思って受験した総合型選抜入試、しかしその結果は…(写真はイメージ)

一次選抜で不合格「将来やりたいこと決まってなかった」

そんなこんなで、一次選抜を受験しましたが、結果は不合格。初めて受験に失敗し、「これからどうしよう」という不安でいっぱいになりました。

いろいろな先生方に相談し、ほかの国公立大学を何とか目指すことにしました。よくよく考えたら、私は将来の夢がはっきりと決まっていないまま、総合型選抜を受験していたのでした。

私が受験に失敗して学んだことは、もし総合型選抜を受験するなら、当たり前かもしれませんが、「将来やりたいことをしっかりと決めることが大切」だということです。

自分の今までの成果や経験をあてにせず、着実に努力し、本番に臨むことも大切です。そして、総合型選抜に絶対合格するという保証はありません! 日々の勉強が本当に大事です!

私は一般選抜で私立に臨むことにし、現在いろいろな先生方から指導をしていただいています。今まで基礎の勉強を怠ってきたのでかなり大変ですが、挽回して、今度こそ合格を勝ち取るために頑張ります!(さかな♪・高校3年女子)

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