昨年秋に、修学旅行に行ってきました。友達と楽しく過ごしたことはもちろん大切な思い出ですが、私の中で強く印象に残ったのが、旅行中にお世話になった観光業の全ての方がとても丁寧に対応してくれたことなのです。(高校生記者・りかがの=2年)

観光業の人の心を込めた対応に感激

旅行会社の方々は、旅行前から私たちの希望に沿えるように何度もコースを調整し、旅行中は私たちが慣れない地でもスムーズに動けるように常に声をかけてくれました。ホテルのホワイトボードに、一日の予定や注意事項をかわいらしいイラストとともに書いてくれたのも印象的でした。

天気に恵まれ、楽しい修学旅行だった

バスガイドの方は笑顔を絶やさず、方言を交えながらその土地ならではのお話で移動時間を盛り上げてくれました。他にも、ホテルの従業員の方々、土産屋の店員の方々、バスの運転手の方……と、たくさんの方が疲れた顔一つせずに、心をこめた対応をしてくださいました。

お金を払ったから当たり前じゃない

「お金を払ってお願いしていることだから、その人たちにとっては仕事だから、当たり前のことだ」と考える人もいると思います。私も今まではそう思っていました。しかし、今回の経験から、人のために働くということが、もてなしの気持ちや細やかな心配りで成り立っているということを学びました。

現地で撮った紅葉。とてもきれいだった

私たちのために働いてくださる方への感謝の気持ちを忘れず生活し、自分がその立場になったら、誰かのために力を尽くせる人になりたいと思います。