東京工業大学の2023年度入試の志望者数や難易度・偏差値、第一段階選抜(足切り)の予測を河合塾が共通テストリサーチの結果を基にまとめた。

合格率50%の目安となるボーダー得点率は情報理工学院が83%と、一昨年・昨年に続いて6学院の中で最も高い。理学院・工学院・物質理工学院79%、生命理工学院77%、環境・社会理工学院80%だった。ただし、東工大は共通テストの成績を2次試験では使用しないため、ボーダー得点率はあくまで学力の目安だ。

東京工業大学の2023年度入試の志望動向予測(河合塾提供)

合格可能性50%の目安となる偏差値は、6学院とも65.0だ。

共通テストの成績による第一段階選抜(足切り)は、全学院の志願者の合計が定員の合計を超えた場合に実施するとしている。河合塾では、2次試験のみで判定される形式であることから、他大学志望者の流入が見込まれるとし、得点率50%(450点)で実施されるとみている。

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