大学受験に向けた勉強、「このやり方でいいのかな?」と迷うこともあるでしょう。現役合格を果たした先輩たちは、どんな方法で成績を上げたのでしょうか?

効率よく定着させる暗記術

英単語、古文単語、漢字……基礎的な知識の定着は成績UPに不可欠です。

寝る前に暗記、音読も効果的

英語が苦手だったが、毎晩寝る前に必ず単語を見て、音読して覚えた。(くーちゃん=熊本県立大学総合管理科)

単語の暗記には反復が大事

スキマ時間も利用する

単語、熟語、文法などを暗記するコツは、基本反復。何回も見ていればそのうち覚えてしまう。登下校の電車や、トイレの最中など、ぼーっと眺めるだけでも効果あり。(リーテ=フェリス女学院大学文学部)

「流れ」を意識する

生物は流れを意識して覚えた。特にノートやプリント学習では何回もやって覚えるために赤シートを積極的に利用した。(かしの=日本大学生物資源科学部)

資料集の図解も利用する

文字の多い教科書ではなく、資料集を使った。資料集の方がビジュアル資料や図解が多く、覚えやすかった。(ても=大正大学社会共生学部)

漢字・四字熟語を繰り返し暗記

漢字や四字熟語等、国語の知識問題を完璧に解けるようにした。参考書の漢字を繰り返し覚え、入試だけではなく普段の定期テストでも漢字は満点取れるくらいに伸びた。(あっすー=就実大学教育学部)

問題演習や参考書・教科書の活用術

問題演習は「やりっぱなし」ではなく「やり直し」までしっかり。教科書も活用して理解を深めるのがおすすめ。

問題演習でアウトプットする訓練を積もう

まずは教科書の復習から

共通テスト対策の問題集をやろうとしたが、うまくいかなかった。そこで、教科書を復習。教科書を一周した後に行ったテストでは解ける問題も増え、全く手付かずだった応用問題もできるようになった。(もち=静岡県立大学看護学部)

一度解いた問題は完璧に理解

一度出会った問題は必ず解けるようにする。何回もやって完璧に理解できた問題は、似たような問題が出てきたときに応用もできる。新しい問題にどんどん手を出して理解したつもりになるだけよりも、意味のある勉強になる。(a.i=岡山大学医学部)

説明できるまで調べ書き込む

教科書や参考書を読みこむ。「なぜそうなるのか」が説明できるまで調べ、書き込んだ。断片的だった知識がつながり忘れにくくなるだけでなく、論述問題にも強くなる。解説の理解がしやすくなるので問題演習の効率が良くなった。(りんぐ=岡山大学農学部)

勉強のモチベーションの上げ方

アニメの活用、目標設定……、さまざまな方法でモチベーションをアップ。

擬人化アニメで勉強

漫画やアニメを取り入れて勉強する。『はたらく細胞』や『ヘタリア』など、勉強する内容を擬人化したものを取り入れると勉強しやすい。(しらす=大阪大学外国語学部)

将来の目標に立ち返る

全体的に勉強が苦手だったが、「小学校教諭を目指すぞ!」と思い始めてから見る見るうちに順位が20番台にまで上がった。やりたいことを考えよう!(☆あつや☆=梅光学院大学子ども学部)

やる気がなくてもとにかく手をつけて

とにかく継続すること。「やる気がないからできない」ではなく「やる気がなくてもやらなくては気が済まない」というスタンスで勉強していた。すると、勉強もなんだかんだ楽しくなった。(はむ=國學院大学)