高校生にとって学校の先生は身近な「大人」です。みなさんは先生のことを「さすが!」と思ったことはありますか? 私が「さすがだな」「すごいな」と感じた2人の数学の先生を紹介します。(高校生記者・ミイ=1年)

一人一人のノートにコメント

現在数学を教えてもらっている女性の先生を紹介します。中高一貫校なので中学3年生からお世話になっています。問題集を解いたノートをしっかり見てくれて、とても丁寧なコメントを残してくれるんです。

ノートにコメントをしっかりと書いてくれる

これまでノートを見てハンコを押してくれても、コメントを丁寧に書いてくれる先生は一人もいませんでした。しかし、この先生はノートを細かく確認し、コメントをしっかりと書いてくれます。

例えば、間違いの傾向を指摘し、改善案を具体的に教えてくれます。コメントで褒めてくれることがあるので、数学が苦手な私も楽しく取り組めているんです。

苦手な部分の指摘も

コメントで指摘していただけるので、自分の苦手な部分がわかり、勉強がとてもしやすいです。そして、苦手な人が多い分野は授業で復習小テストを実施してくれます。生徒一人一人に丁寧に寄り添うことで、数学力を上げてくれ、先生さすがだなあと感じています。

生徒を信頼し相談し合う時間を設定

中学3年生の時に教わった別の数学の先生は、授業では「相談し合う」ことを大切にされていました。例えば、問題演習の時に分からない問題があったら周りの人に質問したり、一緒に問題を解いたりする時間を設定。授業で分からない問題をそのままにさせないようにし、友人とさまざまな解法を共有することで数学の力を伸ばしてくれました。生徒を信頼してくれていたんです。

先生方はさまざまな工夫をして、私たちに授業をしてくれています。そんな先生方の「さすが」と思うことを、ぜひみなさんも探してみてください。