柳井正財団は2022年11月、海外大学への留学をテーマにした高校生・中学生対象の説明会をオンラインで開く。財団から奨学金を得て留学中の学生から大学生活の話を聞いたり、受験の相談をしたりできる。

財団は、ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正会長・社長がより良い社会への貢献を目指して設立した公益財団法人。2017年から日本国籍の海外大学進学希望者を対象に選考して、返済不要の奨学金を支給している。財団が指定した米国と英国のトップレベルの大学の学部(学士課程)進学者が対象。毎年新たに約40人を募集し、21年は32人が採用された。米国大進学者の場合、4年間で最大38万ドル、英国大の場合、3年間で最大約19万5000ポンドの支給を受けられる。

2022年9月に海外大学に進学する奨学生らが参加した夏合宿(柳井正財団提供)

11月に開かれる説明会は、「柳井正財団奨学生と考える海外留学とその先」と題して、奨学金や、大学生活、受験の説明をする。希望者は財団職員や奨学生と個別相談もできる。

開催予定は次の4回。

  • 11月13日(日)午前の部(9時~12時15分)
  • 11月13日(日)午後の部(13時30分~16時45分)
  • 11月20日(日)午前の部(9時~12時15分)
  • 11月20日(日)午後の部(13時30分~16時45分)

参加を希望する中高生は、公式サイトを参照して、申し込むことが必要。参加費はかからない。