部員同士が力を合わせて……そんな理想的なことばかりとはいかない部活動。部員同士のトラブルや活動への不満など、部活で感じた「モヤっと」を聞いてみました。

謎の理不尽なルール

部活独自のルールを無意味に感じ、理不尽に思う経験も少なくないようです。

テスト前も強制参加

テスト1週間前は活動禁止なのが私の学校のルールなはずなのに、私が所属する吹奏楽部は朝・昼練強制参加。「一日でも楽器を吹かない日を作ってはいけない」のはわかるけれど「活動禁止のルールとは?」と思ってしまいます。しかも、テストの点数悪いと、顧問から呼び出されます。(りとるしゃけ=2年)

効果に疑問な「謎練習」

中学時代所属していた吹奏楽部では「返事練」というものがありました。メトロノームのリズムに合わせて、部員が一人ひとり順番に3回ずつ「ハイ!」と言う練習です。顧問いわく、大きな声で返事をすることを目的とした練習だそうですが、正直その時間で筋トレや合奏をするほうが良かったと思います。返事に大切なのは、声の大きさよりも「心」なのでは。(わっちょ=1年)

「これって何で?」と疑問を感じるようなことも(写真はイメージ)

サボる先輩、緩い後輩

先輩後輩、同級生も含め、部活メンバーといつも良好な関係……とはいかないケースも。

サボりがちな先輩たち

仲の良さそうな先輩たち数人が、同じ日にちょくちょく部活を休んでいるのが少しモヤッとします。そんな先輩たちから大会直前に「集中力が足りない! 頑張ろう!」と声かけをされると、「直前じゃない時はサボってもいいのか、それなら私たちもサボりたいのに……」と感じてしまいます。(はるたま。=2年)

活動スケジュール決定がギリギリ

長期休暇中の部活の予定が全然決まりません。先輩が休日を決めるのですが、前日にやっと決まったり、急に変更になったりします。もう少し余裕を持って決めてほしい……。(rim=1年)

ゆるすぎも考えもの

私の部活はだいぶ緩く、部則もほとんど存在しないといっても過言ではありません。上下関係もあまりありませんが、後輩が何も言わずにどこかへ行ってしまうことは、さすがに少しモヤっとします。お手洗いや飲み物を買うなどで部活をいったん抜ける場合は、一言声をかけてほしいなと感じました。(あや=2年)

部員が謎の暴走

バイオリンをはじめとした弦楽器を演奏する「弦楽部」に所属していました。いつも通り練習していた時、部員の数名が楽譜の一部を変えてしまおうと言うのです。後日弦楽の先生に交渉していましたが、さすがに受け入れられなかったよう。なぜアレンジしようと試みたのか、いまだに理解しがたい案件です。(kirari=3年)

クラスメートとは違い、上下関係も生まれやすい

部活内いじめを経験

他の部員たちは最初の頃はとても歓迎してくれていましたが、時間がたつにつれ、私が部活に参加することに対して否定的になり、陰口、悪口、仲間はずれなどを実際に体験しました。同じ方向を向いてやらなければいけない部活なのに、なぜそうなるのか、とてもモヤっとしました。(ゆぽ=3年)

顧問の先生の指導方針

顧問の先生の指示や方針、生徒への接し方に不満を感じることも。

顧問の先生に振り回されて、うんざり

 

ひいきする顧問

部活の中でできる子とできない子に対する顧問の先生の接し方がかなり違います。できる子に対しての方が、指導している感じで、モヤっとします。(ごぱん=2年)

顧問によって活動内容が変わる

中学生の時、家庭科部に所属。新しい顧問の先生に変わった際に引き継ぎがうまくいっていないのか、方針が違うからなのか、やり方が変わって自由度が少し減ってしまい、「前の方が良かったな」と少しモヤモヤしてしまう時もありました。(ふうくあ=1年)