中学生の頃の私は、声が小さくとても暗い子で独りぼっち。つらい日々を過ごしていましたが、高校生の今「学校が楽しい!」です。自分がどのように変わったのか、伝えます。(高校生記者・ふうくあ=1年)
独りぼっち、つらい中学時代
中学入学当初、小学校の友達と一緒に過ごしていました。でもその子も新しい友達を作り、中1の3学期くらいから1人に。
それから人に話しかけるときに異常なほど緊張し、声は小さく、話し方はロボットのようでした。そんな状況をすぐに変えられるわけもなく、どんどん自分を嫌いになっていきました。
卒業式の日に、先生に「中学校生活、どうだった?」と聞かれました。私は「楽しかったです」と答えました。でも、楽しいことがなかったわけではないですが、「つらかった」というのが本心でした。
笑顔で会話を続けて友達ができた
高校の入学式、学校で靴箱が開かないハプニングがきっかけで、同じクラスの子と少し話せました。
でも、教室に着き自分からは話しかけられませんでしたが、周りの人が話しかけてくれて、会話できました。私は笑顔を心がけて、自分が聞かれたことを相手に聞き返すようにして話を続けました。家へ帰って「意外と話せた」と少しほっとしました。
その後順調に友達ができ、入学して数カ月たった今は学校がとても楽しいです。誰とも話さずに帰る日はもうありません。
自分から壁を作っていた
きっと中学生の頃は自分から壁を作っていたのだと思います。環境が大きく変わる時は、自分を変える良いきっかけになると思います。「急にキャラ変した」と思われる心配もありませんしね。
今でも時々緊張して声が小さくなることもありますが、あの頃ほどは緊張しなくなりました。中学生の頃の私には「中学校が全てではない、環境が変わる時は自分自身を変えるチャンスだ」と伝えたいです。