私が都内の大学に通う学生になり、高校時代と大きく感じたギャップは、男女ともに美意識が高いと感じる人が周りに増えたことです。見た目に気を使っている友達に近づきたいと思い、実践したことを紹介します。(みかみ=大学1年)

YouTubeや書籍を参考に

私の場合は周りにメイクを教えてくれる人がおらず、最初はYouTubeや書籍から情報を得ていました。動画では五彩緋夏さんや一重メイクのおさちさん、書籍では『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』(吉川影都・BAパンダ著、ダイヤモンド社)を主に参考にしました。

その後、ファッションやメイクがすてきだと思う子がいたら、どのようなことをしているのか質問。中には、アルバイトのお給料で6万円の服を買った人もいて、今まで知らなかった世界を知り驚きました(笑)

100均でコスメ購入、自分にあうメイク模索

ビューラーやマスカラ、ファンデーション以外のコスメは、ほとんど100均でそろえました。

買いそろえたメイク道具

パーソナルカラー診断や骨格診断も行いました。これらは自分の肌や髪の色、体形などの傾向を分析することで、より似合うメイクやファッションを知るというものです。私はネットの無料診断で調べましたが、最近は専門のサロンもあるので、余裕があれば探すことをおすすめします。しかし、これらは絶対ではないので、自分のしたいファッションがあるなら挑戦していいと思います。

メイクで「自分を大切にできている」実感

正直、私は高校時代までメイクに少し嫌悪感を持っていました。それでも挑戦してみたら、気分も上がり、何より「自分を大切にできている」ように感じました。

高校時代、メイクを校則などに制限されていて思ったのは、校則で禁止されている分、もう少し学校の授業でも、実習などの形で取り上げてくれたらいいのにということです。校則という制限が存在する分、美容以外の「他のこと」に打ち込める時間は作れました。しかし、高校生ではメイクははしたないと言われるのに、社会人になったらマナーだと言われる風潮には、疑問を感じています。

人間には見た目など何か際立った特徴があるときに、そちらに印象を引きずられて判断がゆがめられてしまう、ハロー効果というものも存在します。内面だけでなく外見を整えるのも、生きる上で大切だと思います。