読者の高校2年生男子・りんごジュースさんから「おとなしい性格で、ペアワークが苦手。自己嫌悪に陥ってしまう状況を変えたい」という相談が、LINE公式アカウント「高校生新聞編集部」に寄せられました。ほかの読者から届いたアドバイスを紹介します。

【りんごジュースさんのお悩み】ペアワークが苦手で自己険悪に陥ってしまう

小さい頃からおとなしい性格です。高校生になって、いろいろな人と話したりチームを組んだりといった場面が増えたなと感じています。自分みたいにおとなしい人もいますが、にぎやかな人たちもたくさんいます。

自分は人としゃべることが苦手。ペアワークなどでにぎやかな人がペアになったときに「相手は自分みたいなおとなしい人じゃなくてにぎやかな人の方がいいんだろうな……」と考えてしまい、自己嫌悪に陥ってしまうのです。

決して悪口を言われているとか、あからさまに嫌な態度をされているわけではないからこその不安があります。この先もいろいろな人と関わる場面はあると思うので、今のうちに解決しておきたいです。何かアドバイスがあればぜひいただきたいです。(高校2年男子・りんごジュース)

ペアワークが苦手

相手に意見を求めてみて

自分から話すのは緊張してしまって難しいのならば、相手に意見を求める形で話を始めてはどうでしょうか。「なんだと思う?」この一言が言えるだけで、話し合いがスムーズに進むと感じます。中学生の時には、5人グループでの話し合いでも黙りこくっていた僕が、話を楽しめるようになりました。きっとペアワークはあなたが思っているより、ずっと気軽で楽しいものです。応援しています!(高校1年女子・小倉ゆり)

話してみるいい機会だと思おう

あまり関わったことがない人とのペアワークは緊張しますが、話してみるいい機会だと思うようにしています! 意外に仲良くなれそうだったりするかも。私も、話したことない人とペアになり話したら仲良くなれました。緊張すると思いますが、少しずつ自分のペースで慣れていけば、新しい友達を作れるチャンスになりますよ。(高校2年・m_____o)

リアクションや声を大きくしてみて

私が行った対処法紹介します! まずは「無駄に大きい声で話す」。もし相手がにぎやかな人だったら、少し大きい声のほうが、自分と相手が対等に感じて自己嫌悪にはなりにくいです。あと笑顔も意識して! 次に「リアクションを大きく」する。「なるほど!」「あーそういうことか!」など相づちを大きくすると、自分から話す勇気も出るし、つらくならないと思います。あとはとにかく考えすぎない。「まぁ大丈夫!」と常に自分に言い聞かせてみて。ネガティブになったら推しを見て気分転換すると気持ちが楽になりますよ!(高校2年女子・おとらー)

しっかり声に出して相づちを

私もおとなしい性格で、人と話すのが苦手。でも、相づちをちゃんと打つ、うなずくだけではなく声に出して「うん」「いいよ」など反応するだけでも、相手はうれしいと思います。私も最近意識して反応するようにしています。ファイトです!(高校2年・マルゲリータ)

家でイメージトレーニング

自分の推しなどを印刷した紙を壁に貼り、それに向かって今日あったことや問題解説の練習をします。時間はかかるけれど、割とスラスラと緊張せずに話せようになると思います。(中学3年・ないと)

納得できる伝え方ができているか意識を

「にぎやかな人がいいんだろうな……」と思ってしまうことはすごく共感できますが、それはあくまでも自分の中での想像にすぎなくて、本当にそうかは分かりません。逆に言えば、「落ち着いて勉強できていいな」と思っている可能性だってある。心配をするよりも、自分の中で納得できるような伝え方を相手にできているかどうかや、相手に必要なことがしっかり伝わっているかが重要だと思います。(高校2年・葉)

話すのが苦手であることを伝えてみて

まずは自分が話すのが苦手なことを、相手に伝え、それから少しずつ頑張って話してみましょう。相手もあなたが話してくれないと、何をしていいのかわからず話し合いが進みづらくなってしまいます。もしうまく話せなくても暗くならずに笑顔で。きっと相手も少し理解してくれると思います。(高校1年・ぼーちゃん)

キャラの違いを受け入れて

一番手っ取り早いのは、相手とのキャラの違いを受け入れること。「自分の考えは自分の考え(のまま)で良い」。その前提で自己嫌悪しないように意識してもらえるとうれしいです。 (社会人・りな)

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