日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」で採取した砂などのサンプル(試料)の詳しい分析結果が初めて公表されました。 国内の8つの研究チームが分析しているうちの、2チームの成果が論文として発表されたものです。

分析結果によると、「リュウグウ」の元になった天体には、大量の水があったとみられます。リュウグウには、水と反応してできた鉱物が多く含まれていたためです。

リュウグウは、約46億年前の太陽系の誕生から間もないころにできた小天体が壊れてできたとされています。 今回の発見は、太古の地球にどうやって水が運ばれたのかという謎を解く手がかりになりそうです。

サンプルには、たんぱく質の材料となるアミノ酸が23種類含まれていたこともわかりました。地球の生命の源は宇宙からもたらされたという説があります。リュウグウのサンプルに生命活動と関係が深いアミノ酸が含まれていたことで、生命の起源に関する研究も進みそうです。

はやぶさ2が採取したサンプルのうち、3番目に大きいもののレプリカが公開されるということです。