高校の部活動。たくさんある中から選ぶのに苦労している人もいるのではないでしょうか? 入部してから「こんななずじゃなかった」と後悔しないために、知っておきたい部活選びのポイントを高校生記者たちに聞いてみました。
やっぱり最優先は「熱意」
やりたいことや入りたい部活があるなら、ぜひ挑戦してみるべき。物事に熱意を持って取り組むという、大切なことを学べる機会になります。
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【1】やりたい部活を諦めると後悔する
部活選びで一番大事なのは「自分がやりたいことをやる」ことです。私はずっとダンス部に入りたかったのですが、人数の問題や忙しいなどの理由で諦めてしまいました。3年たった今でも、ダンス部の公演を見るたびに後悔しています。やりたいこと、憧れていることを諦めるのは本当にもったいないです。自分にきちんと向き合い、周りに左右されず部活を決めてください。(ねねむる=2年)
自分の入りたい部活に入ることが大切だと思います。「週6日も活動があって勉強との両立が大変そう」「初心者だから練習についていけるか分からない」など、不安なこともあると思いますが、一生に一度の高校生活、やりたいことをやったもん勝ちです! ペースがつかめてくれば、勉強とのバランスも次第に取れてきます!(ちぃ=3年)
部活選びも「情報戦」
入部後のことをできるだけリアルにイメージできると安心ですね。見学や説明会+αの情報集めが部活選びの成功・失敗の分かれ道かも……!?
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【2】体験入部・見学はマスト
実際に見学や体験入部をした上で決めて。やりたいことができるかだけでなく、先輩の雰囲気が自分に合うかなども、さりげなく確認を。私は、体験入部の際に先輩が親身になって教えてくださったことが、入部の決め手になりました。(桜いをり=2年)
【3】活動の実態を先輩に確認して
部活の説明会、見学参加と合わせて、部活の情報を知っている人に話を聞くことが大切。入部してから「説明会や見学では楽しそうに見えて入った部活が、実はスパルタな活動をしていた」……なんて後悔をしないように、先輩などからどんな部活か聞いておくことも大事だと思います。(はる=3月卒業)
【4】「盛っていない」情報を集めよう
まず自分の方針(例えば土日も活動したいのかどうかなど)を決めると、ある程度候補を絞れます。先輩から話を聞くことも重要。どの部活も、新入生に入部してもらうために、都合よくお話ししている場合があります。違う部活の先輩からならば、ありのままの意見を聞けます。(ソワレ=3月卒業)
【5】多少イメージと違っても頑張れそうか
自分で足を運んで見学に行き、実際の様子や雰囲気を知ることが大事! 友達などからいろいろ情報を集めてみるのも◎。ただ、見学の様子やうわさ話は100%信頼できるものではないと頭にいれておきましょう。部活の実際の様子がイメージしたものと多少違っても頑張れるのか、一度冷静に考えてみることも必要かも。(はるたま。=2年)
見るべきポイントを押さえよう
情報を集める際は、活動内容はもちろん雰囲気、自分がなじめるかなど、ポイントを押さえてチェックしよう。
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【6】興味・活動内容・雰囲気に注目
活動内容は、「週何回なのか」「どのようなメニューをこなすのか」などを見てみましょう。先輩や同学年の様子を見て、うまくなじめそうか、雰囲気を見極めてください。(マリーナ=3月卒業)
【7】人気の部活は活躍できないかも?
人気の部活は大人数になり、部員が200人以上ということも。大会に出場できないまま卒業を迎える人も少なくありません。仲間と切磋琢磨(せっさたくま)し、自分の力をレベルアップさせる絶好の場ですが、一方でアットホームな雰囲気は薄れ、より組織的な雰囲気になることを知っておいて。(Matsuri=3月卒業)