運動が苦手で体育の授業はちょっと憂鬱(ゆううつ)。運動が苦手な人同士だから共感し合える「あるある」を3人の高校生記者に語り合ってもらいました。前回の記事はこちらから。

「努力」も成績に入れてほしい

―みなさん、運動が苦手で体育の授業に苦痛を感じています。体育の先生に伝えたいことはありますか?

A(2年、eスポーツ関係の部活) 成績の付け方って、もう少し考えてもらえないですかね。例えば、戦略を考えて競技している姿勢を評価するとか……。「できないけど、考えてます!」という所も評価されるといいですよね。

B(2年、帰宅部) 中学の頃の先生は努力点をつけてくれました。でも、高校は努力点とかつけてもらえないです。「出来次第」です。

A 私もBさんと一緒の状況です。

C(2年、JRC部) 私は逆で中学では努力点はなく、高校ではつけてもらえます。「頭を使う」のもスポーツの一面ですよね。どの高校でも努力点も追加してほしいです!

努力点もつけてほしい!(写真はイメージ)

―学校によって評価の観点が違うんですね。

A やっぱり運動は勉強と比べてよりセンスが問われると思っています。努力してもできるようになるとは限らないですよね。できるようになっても授業の時間だけでは、練習が間に合わない…みたいな。

B 頭の中ではうまくできているイメージがあるんですけど、いざやってみるとできない(笑)

A わかります、体がイメージに追いつかないんですよね。

C 想像以上に体が動かないんですよね(笑)

B 周りの人は簡単そうにできているように見えるんですけどね。

「できるのが当たり前」という空気が苦手

―運動ができる周りの人に伝えたいことはありますか?

A 「みんなできるのが当たり前」っていう空気感が本当に苦手です……。

C 「なんでできないの?」っていう雰囲気はありますよね。

A 「そんなこと言われても、できないものはできない……(泣)」という感じです。

C 思わず「これが私の限界だ!」って言いそうになっちゃうんですよね……。

A あくまで想像ですけど、スポーツ強豪校だとなおさらなのかなって感じます。

B できる子が多そうで嫌ですね。

A 勉強では苦手な子に対して補習がありますけど、体育はそういう救済措置ってないですよね。「放課後残れ」って言われても、それはそれで嫌なんですけど(笑)

B 小学校のときは夏休みに体育の補習のようなものがありました。高校ではないですね。

C あったんですか⁉

B 小学校のときは夏休みが来るのが嫌でした(笑)

団体競技が苦手、応援もプレッシャー

―具体的には、皆さんの苦手な体育の時間は、どんな競技の時ですか?

C 団体競技は本当にダメです。運動神経が悪い自覚があるので、どうしても皆に申し訳ないって思ってしまいます。

A 「周りに迷惑かも……」と考えてしまって、普段より力が出せないですよね。

B 体育祭のときによく「周りに迷惑かも」と思います。

A 応援があればあるほど申し訳なくなりますよね。

C 「全員どっか別のとこ見てて~」という感じです。

B 応援されるとプレッシャーになります。

C わかります!

応援がプレッシャーになることも

―応援が逆にプレッシャーになってしまうこともあるのですね。

C 私は、女子にしては身長が高いので、スポーツ(特に球技)ができるって思われてしまうことも多いです。

A 周りからの信頼が逆に嫌ですね(笑)

C 「ごめんなさい、全くできません!」って(笑)

B 団体競技のとき、心の中で何度も思います……。

C ひたすらに頭の中で謝り倒しています……。

体育は「成績のため」「ダイエットのため」とポジティブにとらえる

―体育で特に苦手な競技の場合、どんなふうに工夫して乗り切っていますか?

B 評定のためって思ってやります。

C そうそう。成績を保って、内申のために、基本的に我慢。

A たしかに成績のためって思うと多少楽。モチベーションも保てそう。「ダイエットになる!」と考えるのもいいかもしれないですね。

B プラス思考! いい考えです。

C と言っても……体育の授業が始まってしばらくしても、なかなか気分が上がりません。

A 友達とゲーム感覚で競い合うのもいいかも。私は学校がスポーツ強豪校なので、運動が得意な子が多いです。その子たちに教えてもらうこともあります。

C スポーツ強豪校ならではですね!

A でもあんまり「これも、これも、教えて!」ってなると友達の邪魔にもなったりするので、あまり教えてもらいすぎないのがコツです(笑)

C 加減が大事なんですね(笑)

編集部にあなたの声が届きます

この記事はLINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている読者の声をもとにつくりました。

あなたもぜひフォローして、記事の感想や取り上げてほしいテーマ、生活の中の悩みや困っていることなどを聞かせてください。