国公立大学を第一志望者とする受験生が多く、前期日程試験の欠席率は低いが、後期日程試験は全国平均で6割程度が欠席している。前期試験で合格になった受験生が受けないためだ。

河合塾によると、後期試験欠席率の全国平均は、2018年度が56.9%、19年度が57.2%、20年度が61,2%、21年度が62.2%と上昇傾向だ。関東の各大学の過去4年間の推移は表のとおり。

国公立大の後期日程試験の欠席率の推移一覧(河合塾提供)

表にはないが、21年度入試の前期日程も、東京都立大(16%)、横浜市立大(14.6%)の欠席率が高かった。

河合塾は「見かけの倍率にだまされず、最後まで受験してほしい。チャレンジして受験してほしい」と呼び掛けている。

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