受験には「ヒヤリハット」がつきもの。私は大学入学共通テスト当日に時計を忘れるという失敗をしてしまいました。試験会場の教室にも時計がなかったのです。(ねぎ=大学1年)

試験当日「時計」を忘れた

1年前の今頃、私は志望していた大学のAO入試に落ちて、第2志望、第3志望校の一般受験を意識しつつありました。

それ以降の勉強の滑り出しは快調、学校の定期考査もそれなりの点数を維持し、「いざ本番の大学入試だ! 出し切るぞ!」という心持ちで入試に向かいました。

入試本番に必要なものは?(写真はイメージ)

しかし大学入学共通テストの試験当日、私は思いがけない忘れ物をしてしまいました。

それは「時計」です。さらに運の悪いことに、私が受けた大学の会場には壁掛け時計がありませんでした。

時間配分が狂ってしまい「終わった……」

「終わった……」と思いました。もちろん高校の定期考査と同じように、「あと何分」と試験監督の先生は告げてくれます。しかし、あくまでそれは大まかな基準に過ぎず、声掛け以前とそれ以降は、自分の感覚に頼るほかないのです。

受験会場に時計がなかった(写真はイメージ)

時計がないと正確な時間がわからないので、1問にかける時間配分が狂ったり、問題の優先順位もつけづらかったりします。

時計は絶対に忘れてはいけないマストアイテムの一つです。

おまんじゅうとお茶、おやつにオススメ

逆に「これがあって助かった」というものを紹介します。それは「おまんじゅう」と「お茶」です。

受験のときに持って行くとよいとよく言われるのは「チョコレートとコーヒー」の組み合わせです。けれどもおまんじゅうのほうが、糖分の吸収が優れているのだとか。

受験日は、次の教科に追われ、朝から緊張状態が続いています。私は、そんな自分の体を、おまんじゅうと熱いお茶で癒やして、ほっと一息つくことができました。がちがちの体と心を切り替えて、試験に臨むことができました。

受験生の忘れ物は命とりです。私みたいにならないよう、寝る前と起きた時、そして家を出る前には、必ずカバンの中身を確認して、受験会場へ向かってほしいと思います。