「現代用語の基礎知識 選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンが12月1日、発表された。「年間大賞」に輝いたのは、大リーグのエンゼルス所属の大谷翔平選手の功績をたたえた「リアル二刀流/ショータイム」だった。

新型コロナ、東京五輪関連が多くランクイン

トップテンにはコロナ関連から「人流」「黙食」、東京五輪関連から「スギムライジング」「ぼったくり男爵」「ゴン攻め/ビッタビタ」がランクイン。他には、10代のアーティストAdoさんによる大ヒット曲「うっせぇわ」、持続可能な開発目標の一つである「ジェンダー平等」、子どもは親を選べないことを示す「親ガチャ」、1990年後半~2010頃にかけて生まれた「Z世代」が選ばれた。

選考委員は姜尚中氏、金田一秀穂氏、辛酸なめ子氏、俵万智氏、室井滋氏、やくみつる氏、大塚陽子氏。

  • 【年間大賞】
  • リアル二刀流/ショータイム
  •  
  • 【トップテン】
  • ジェンダー平等
  • うっせぇわ
  • 親ガチャ
  • ゴン攻め/ビッタビタ
  • 人流
  • スギムライジング
  • Z世代
  • ぼったくり男爵
  • 黙食
  • リアル二刀流/ショータイム
  •  

中高生が選んだのは「黙職/マスク会食」「うっせぇわ」のみ

高校生新聞が11月に読者の中高生202人にノミネート語30語から流行していた言葉を選ぶアンケートをとった結果、1位副反応(63.9%)、2位SDGs(51%)、3位マリトッツォ(49・5%)、4位うっせぇわ(48.0%)、5位ウマ娘(45%)、推し活(45%)、7位変異株(42.6%)、8位黙食/マスク会食(42.1%)、9位ピクトグラム(31.2%)、10位イカゲーム(30.2%)だった。

今回流行語大賞トップテンで選ばれた言葉と一致したのは、「黙食/マスク会食」「うっせぇわ」の二つのみ。高校生世代も重なる「Z世代」、若者の間で流行ったと言われる「親ガチャ」を流行したと答えた中高生はそれぞれ15.3%、20.3%と少なかった。詳細はこちらの記事から。

  • 【ノミネート30語一覧】
  • 1.イカゲーム
  • 2.うっせぇわ
  • 3.ウマ娘
  • 4.SDGs
  • 5.NFT
  • 6.エペジーーン
  • 7.推し活
  • 8.親ガチャ
  • 9.カエル愛
  • 10.ゴン攻め/ビッタビタ
  • 11.ジェンダー平等
  • 12.自宅療養
  • 13.13歳、真夏の大冒険
  • 14.ショータイム
  • 15.人流
  • 16.スギムライジング
  • 17.Z世代
  • 18.チキータ
  • 19.チャタンヤラクーサンクー
  • 20.ととのう
  • 21.フェムテック
  • 22.副反応
  • 23.ピクトグラム
  • 24.変異株
  • 25.ぼったくり男爵
  • 26.マリトッツオ
  • 27.黙食/マスク会食
  • 28.ヤングケアラー
  • 29.リアル二刀流
  • 30.路上飲み