学校の授業中、家での勉強中……「今寝るわけにはいかない」そんなときにかぎって襲ってくる睡魔と、どう戦ってる? 高校生記者たちにオススメの眠気対策を教えてもらいました。
目次
1、眠気覚ましグッズを活用
自分に合う眠気対策グッズを使ったり、友達と協力し合ったりして、どうにもあらがえない睡魔と戦えるよう準備をしておく高校生も。
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ペットボトルの意外な活用法
私が実践している、寝落ちを防ぐ方法を紹介します。
用意するのは水の入ったペットボトル。やり方は、椅子に座るときにこれを膝と膝の間に挟むだけです。
ペットボトルを落とさないように気をつけていると、眠気を感じにくくなります。つい寝てしまったときは、足の力が抜けてこれが床に落ち、その音で目を覚ますことができます。
(はんはん=2年)
ペンの持ち方に一工夫
授業中であれば、椅子をギリギリまで机に寄せて座る(体と机と椅子の隙間をなくす)。立つ。ペンを指先で持つと、体の力が抜けたときにペンが落ちるため、その音で起きられることがあります。
家なら、ソファやこたつに腰を下ろさない。
日頃からよく眠って「睡眠負債」をためない。結局これが一番大事ですね。(しむしむ=2年)
友達とビデオ通話をつないでおく
夜遅くまでテスト勉強をしなきゃいけないときなどは、友達とビデオ通話をしています。お互いやるべきことに集中しているので、会話で盛り上がることはありません。
画面の向こうで友達が頑張っている様子を見ると、自分も頑張ろうという気になり、眠気もなくなります。それでも眠いときは、休憩がてら少し友達と話して、寝落ちしないようにしています。(まーりん=3年)
2、スッキリする飲み物や食べ物を
カフェインが入っている飲み物や、スーッとするミントタブレットを口にするという声もありました。
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ミントのタブレットがオススメ
僕は学校で寝落ちしそうになることがよくあります。なので、授業の合間には、目薬をさしたり、コーヒーを飲んだり、マウススプレーを使ったりしています。
中でもオススメしたいのがタブレット、最近発売された「ミンティア+MASK」です。このシリーズのシトラスミントが好きです。マスクをつけたときに気になる口臭を予防でき、眠気覚ましにもなるので重宝しています。(古本屋の古書=1年)
アイスコーヒーを飲む
私は、眠くなると冷水で顔を洗ったり、アイシング用の保冷剤をタオルに包んで顔や首に当てたりします。そして、アイスコーヒーなど冷えたカフェイン飲料を飲みます。
体がぽかぽかしていると眠くなりがちなので、冷たい刺激を与えるのがおすすめです。エアコンの温度を下げて部屋を涼しく保つのもいいと思います。(みくみん=3年)
3、体のメカニズムに注目
「ほどよく温かいとき」「おなかが満たされているとき」など、うとうとしやすいですよね。それを避けることで眠気を寄せつけなくすることも可能かも。
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空腹状態にしておく
空腹状態で勉強することがオススメです。
勉強前にガッツリ食べてしまうと、血糖値が上がって眠くなることが多いと思います。逆に空腹時は集中力が高まる! おいしいご飯を楽しみに勉強も頑張れますしね。(みーひ=2年)
満腹状態を避ける
寝落ちしない方法、それはズバリ「晩ごはんを食べないこと」です。
満腹状態では、学校での疲れと合わせて眠くなりやすくなります。空腹状態でいれば眠くなることはありません。ただ、私はそれが分かっていてもおなかがすいて晩ごはんを食べてしまいます。
やらなきゃいけないことがあるのにどうしても眠いときは早寝をして、朝、完全に目が覚めた状態でやるようにしています。(アキ=2年)
眠気を覚ますツボを押す
私がよくやっている方法は、ツボを押すことです。耳の斜め後ろ下、首の付け根あたりに少し凹んだ部分があるので、そこを左右同時に親指でぎゅっと強めに押します。特に道具も必要なく、手軽にできるのでおすすめです。
ほかにはガムを噛んだり、自分の好きなことや興奮すること、例えばスポーツのシュートのシーンなどを考えたりします。それでも眠いときは諦めて、少し寝て起きてから頑張ります。(仮牧=3年)
軽い運動をする
私は眠くなると、軽い運動をします。伸びをしたり、ストレッチをしたり、時には好きな音楽で軽く踊ってみたりもします。
このように意識的に動いてみると、頭がさえてくるなという感覚があり、寝落ちを防ぐことができます。
しかし、もし夜にそのような状態に陥ったなら、相当な理由がないかぎり寝てしまうことをおすすめします(笑)。次の日に学校や部活があるとパフォーマンスが下がる可能性があり、コロナのこともあるので、無理をしすぎず、体調管理も含めてタスクを次の日に回すことを検討してみるのもいいですよ♪(マリーナ=3年)
4、思い切って仮眠をとる
どうしても眠いときは思い切って寝てしまうのも手。短時間でも、思った以上にスッキリして、さっきまでの眠気がうそのように消えるかも。
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短時間の睡眠をとる
私は眠くて集中できなくなったら、時間を決めて寝るようにしています。20分程度ですが、身体的にも精神的にもリフレッシュできるので、起きてから集中して取り組むことができると思います。
勉強机ではなく、寝床に入って寝ると気持ちの切り替えがつきやすくておすすめです。(チュッパチャプス=3年)
タイマーをセットして仮眠
私は寝落ちしそうなほど眠いときには、タイマーを7分にセットして机でうつぶせになって寝ます。本当に眠いときは何をしても再び眠気が襲ってくるので、またうとうとするよりも先に眠気を緩和します。
ほんのりと眠気があるときには、首を回したり歩いたりして体内の血液を循環させるよう意識しています。(百瀬=2年)