地方の高校生の大学進学を応援する東京大学の学生団体「FairWind」に所属する下山結衣さん(医学部健康総合科学科 3年、大分東明高校出身)から高校生への「やる気の出し方」についてのアドバイスを紹介します。

こんにちは!今回は「やる気」についてお話ししていきたいと思います。

皆さんは、きっと少しでも勉強頑張るぞ!という気持ちがあると思います。

でも、やらないといけないのはわかってるけど勉強したくないな、なんて思ってしまう時期もありませんか?(ありますよね?)

さぁそんな時、その「やる気」いくらなら買いますか?

ここからは、私が受験期にやる気を出すために購入したものをメリット・デメリットと一緒に紹介していこうと思います。

受験生時代に買った「やる気グッズ」はこれ

・座り心地の良い椅子 (7000円〜)

実際に買ったものの値段は覚えてないので、アマゾンで「勉強 疲れない 椅子」で検索して7000円くらい。

◯集中できるようになる、机に向かおうという気持ちになれる

△ 結構なコストがかかる

・東大の赤本 (2500円くらい)

目標が見えるようになるので頑張ろうと思える。

◯本棚の中で圧倒的存在感を放つので、中長期的な効果が期待できる

△ややコストがかかる、持ち運びが不便

・コンビニのちょっといいスイーツ (200円〜)

私はこれでチョコミントのアイスが好きになりました。

◯すぐに手に入る、リフレッシュできてまた頑張ろうという気持ちになれる

△効果が持続しない、頻度が高いとお財布に良くない

・新しい文房具 (100円〜)

オープンキャンパスで東大ロゴが入った100円のシャーペンを買ったら、モチベーションめちゃくちゃ上がりました。

◯安価、持ち運びが楽、受験まで一緒に臨める

△そのアイテムにどれだけ気持ちを込められるかで効果に個人差がある

100円のシャーペンが最も効果があった理由は

私が高校時代を思い返して、やる気に繋がっていたと感じるものを挙げてみました。

ちなみに、この中で一番効果があったと感じるのは100円のシャーペンです。

私のやる気は所詮100円で買えるものだったようですね。

しかし、私にとってそのシャーペンはもはや100円ではありません。

オープンキャンパスの思い出も一緒に詰まっているから、ずっと使ってきて愛着があるから、など、

はっきり「これ!」と言える理由はありませんが、今となっては100円積まれても、1000円積まれても手放したくないです。

ここで伝えたいことは、「みんな今すぐシャーペンを買いに行こう!」ということではなく「物は使いよう」ということです。

やる気をUPさせるためのアイテムがリスニングのための高性能のイヤホンの人もいれば、

期間限定のコンビニスイーツの人もいれば、新しいノートの人もいるかもしれない。

高価なものを手にして、上手に使いこなせないこともあれば、

安価なものでも、それにまつわることから自分のやる気を引き出せることもある。

皆さんが、買って満足して終わらないようなやる気UPアイテムに出会えることを祈りつつ、私の話はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

【FairWind】東京大学の学生がつくる団体。地方と都会の教育格差の解消をめざして、東大生と地方の高校生との交流などの活動をしている。