皆さんはいわゆる「コミュ障」、それとも「コミュ強」? あるいはどちらでもない「普通」でしょうか? 私はコミュニケーションが苦手な「コミュ障」を自称する高校生です。今回はそんな私の日常を簡単に紹介します。(高校生記者・白里=2年)

授業中のペア・グループ活動がつらい…

まずは学校生活です。基本は普通に過ごすことができます。授業中、私の学校では先生が一方的に話すという形式が多いので、特に困りません。

ただ、グループやペアになって何かをする授業のときは、かなりつらいです。グループ活動なら、大抵人数が足りないグループに入ることになります。

自分がコミュ障であることに加えて、グループのメンバーはそれぞれ仲の良い人と話したり行動したりするので、思うように活動はできず、気まずいです。

行事のとき撮った。このときは1人

ペア活動であっても、相手が消極的だとやはり気まずいです。逆に積極的な人であれば、多少気が楽です。そういう人には感謝してもしきれないなといつも思います。

休み時間は1人で過ごします。昼食も1人です。人と会話をしなくて済むので過ごしやすいです。本を読んだり、図書館へ行ったり、課題をやったり、睡眠をとったり、意外と充実しています。

放課後は一人自習、休日は家で読書や動画

次に、放課後や休日です。学校にいるとき以上に人と関わることを避けます。これは単純に、誰かと話す機会を減らすためです。

放課後は学校に残って自習をします。教室か自習室のどちらかでやりますが、人が少なかったり全くいなかったりするので集中できます。何より話しかけられる心配が少ないので安心です。こうすると成績が上がって先生からの印象も良くなるので、一石二鳥です。

休日の時間の大半は、家で動画を見たり、音楽を聞いたり、読書をしたりとインドア系の趣味に費やします。考え事をする時間も多いです。そのおかげか、小論文や意見文を書くときはアイデアが思い浮かびやすいです。

最近読んだ本

欠点だとは思う、でも楽しく過ごせます

以上が私の日常です。コミュ障というとマイナスなイメージの方が強いですが、その良い点を生かせば、思っているよりも楽しく過ごすことができます。

欠点ではありますが、無理に直そうとする必要はないと私は考えます。

皆さんには、直さなくても良いと思っている「欠点」はありますか?