定期テストだけでも大変なのに、さらに短いスパンで行われる小テスト。効率の良い勉強法を見つけ、少しでも負担を軽くしたい! そんな皆さんに、高校生記者たちオススメの「小テスト勉強法」をご紹介します。

目次

範囲を把握して戦略を立てる

「友達と一緒に」楽しくテスト勉強

電車での通学時間を有効活用

学校の休み時間・寝る前・起床後に

範囲を把握して戦略を立てる

学んだ単元を細かく見直すことができるのが小テスト。ここでの理解度が定期テストにもつながるからこそ、自分の理解度をしっかり把握するためにきちんと受けたいですよね。

苦手部分を集中的に復習する

課題は分けて取り組む

学校の休み時間や家など、いろんな所で勉強してます。毎日計画的に勉強するのが理想です(前日に全力で詰め込むこともありますが……)。

具体的には細かく分けて覚えていきます。例えば100個の英単語を覚えるなら、10個ずつに分けて覚えます。困難は分割せよ、です。(セイスモサウルス=3年)

テスト3日前からが勝負!

テストの3日前から、学校での自習の時間や通学中の時間を使って始めます。

まずは一通りざっと目を通し、暗記を始めます。覚えていなかったところには印をつけ、次の日からは印をつけたところを中心に覚えます。2日目で覚えられなかったものには二重に印をつけ、3日目から暗記し直します。

その後範囲を全て総復習し、2日目から引き続き覚えられなかったものと、一度覚えても忘れていたものに印をつけます。そして、当日の朝から小テストの授業前までに最終確認を行います。(Rin=3年)

友達と一緒に」楽しくテスト勉強

定期テストと比べると「範囲が狭く、内容もライト」な小テストの勉強。友達同士、クイズ感覚で行うなどの工夫をすれば、楽しみながら勉強できてオススメのようです。

問題を出し合えばクイズ感覚で勉強できる(写真はイメージ)

隙間時間に友達と問題を出し合う

学校の休憩時間やお昼休みに、友達と問題を出し合ったりすることもあります。私は電車で通学しているので、よく行き帰りの電車で小テストの勉強をしています。(Rinka=2年)

友達同士で学び合う

学校で、友達同士で問題を出し合いながらやっています。家で1人でやるときは、「mikan」という単語帳アプリを使っています。

「Next Stage 」には桐原書店のアプリがあるので、小テストがあるときはそれを使っています。暗記カードやクイズの機能があり、問題の順番をシャッフルすることもできてとても便利です。(ソワレ=3年)

楽しみながら勉強できる工夫を

理想は毎日の復習で知識の定着を図ることですが、部活があったりして、どうしても勉強する気が起きないことってありますよね。なので、私は移動時間を有効活用しています。

単語帳なら持ち運びしやすくどこでも開けるので、音楽を聴きながら、もしくは友達と問題を出し合いながら勉強するとクイズ感覚でとっても楽しいです。

数学であれば、気分転換に1問問題を解いてみるというのもいいと思います。私はそうして数問ずつ暇なときに進めています。(なぁちゃん=3年)

電車での通学時間を有効活用

自分で移動する必要がない「電車などの交通機関を利用している間」は、ちょっとした勉強をするのにピッタリ。たくさんの高校生記者が通学時間を有効活用して、単語の暗記やアプリなどを使った学習をしているようです。

通学時間には狭いスペースでできる勉強を(写真はイメージ)

暗記系を通学時間で済ませちゃう

通学手段が電車とスクールバスなので、英単語などの暗記系は移動中にやっています。眠くて頭が働いていないときもあるため、朝は基本的にやらず、帰宅中に集中してやることが多いです。ですが、ミニテスト本番の日は何があっても単語帳を開いています。

数学は移動中だと厳しいので、家か学校です。(カモミール=2年)

電車で口パク・リスニング

私は電車通学で乗車時間が30分あるので、その間に小テストの勉強をしています。ただじっと見ているだけだと寝てしまうので、口パクで発音をイメージしたり、スマホでリスニングをしたりします。

今では大体の単語帳がアプリ連携しているので、それを頼りにしています。単語カードを作るよりは、赤シートを効果的に使う方をおすすめします。

家では思いっきり音読練習をします。「見る・言う・(自分の声を)聞く」と感覚を使って覚えることができるので、やる価値があると思います!(めておーら=2年)

「〇〇駅までにここまでやる」

通学の電車の中で勉強することが多いです。席に座ってしまうとどうしても眠くなるので、体調が悪いとき以外は立って勉強するようにしています。

私の学校では、小テストは英語や国語の単語系のものがほとんどなので、何周もして意味がすぐに浮かぶようにすることを心がけています。「〇〇駅までにここまでやる!」と決めてやるのがおすすめです。(manami=3年)

「隙間時間で効率よく」が鉄則

定期試験ほどする必要はないけれど、少しは勉強する必要があるのが小テストです。

小テストの攻略法は、いかにスキマ時間を活用するかだと思います。私は登下校で乗る電車の中で、漢字や英単語を覚えています。1週間ほど前から単語帳を見ておくことで、直前に焦って勉強しなくてすみます。

電車に乗っている時間は長くありませんが、少しずつの積み重ねで確実な知識として蓄えられていくと思います。(まーりん=3年)

学校の休み時間・寝る前・起床後に

移動時間以外にも隙間時間を見つけてテスト対策している高校生の意見です。

休み時間に済ませちゃう

ミニテストの勉強は学校の休み時間に済ませてしまいます。ミニテストを実施する授業が終わってすぐの休み時間に勉強することで、より定着するからです。

文系科目だったらとにかく書くこと、理系だったら公式や法則を覚え直すことで、ただの暗記ではなく、しっかりと定着する勉強をすることができます。(Matsuri=2年)

寝る前にやって記憶定着

暗記科目の小テストがあるときは、寝る前にやることが多いです。寝ているあいだに覚えたことが整理され、記憶の定着につながり、忘れにくくなるということを聞いたからです。隙間時間をうまく利用することが小テスト勉強のコツではないかなと思います。(Rinka=2年)

起床後や寝る前など隙間時間で

私の高校では、毎日のように小テストがあり、小テスト勉強に多くの時間をかけられないので、隙間時間を意識しています。

例えば英単語や漢字などの暗記系は、起床後や寝る前の10分、電車内の時間を使って勉強しています。それ以外の教科はワークを学校に持参し、授業が早く終了したときや問題演習が早めにできたときなどの数分を有効活用しています。(らーゆ=2年)