勉強に部活に行事に…と大忙しの高校生活。志望校に合格した先輩たちは、ちょっとした「スキマ時間」をどんなふうに有効活用しているのでしょうか。駿台予備学校池袋校サブマネージャーの磯山健太さんに聞きました。

 

授業や自習でウトウトするなら「息抜き」を

スキマ時間と聞くと、高校生の皆さんは「登下校の時間(いわゆる公共交通機関を利用している時間)」や「帰宅~晩ご飯までの時間」あたりをイメージされるのではないでしょうか?

まず、高校や塾の授業や自習の時間にウトウトしてしまったり、疲労感から集中力を欠いてしまったりするようであれば「休息」や「息抜き」に当てる方が良いでしょう。あくまで「スキマ」ですから。

「勉強」するときは問題解説系の動画はNG

英語の「単語帳」や、社会の「一問一答」に代表されるような「反射的なアウトプット」や「単純なインプット」をする時間に充てている生徒が多いと思います。

現在の社会的な情勢を反映して、オンラインによる学習コンテンツが充実していますが、これについては注意が必要です。ノートを手元に準備し、鉛筆を握って映像を見ることを想定して作られた「考察系の問題や解説動画」は、タブレットなどで時間と場所を選ばずに視聴することができますが、ノートをとれないスキマ時間の使い方としては不向きと言えるでしょう。

進路選択のための下調べに充てる

例年実施されている、各大学の「オープンキャンパス」が軒並み縮小傾向にあります。逆に、手軽に遠隔地の大学や、これまで第2、第3志望と考えていた専攻を知れる環境が整いつつあります。(「WEBオープンキャンパス」や「ONLINE相談会」といった名称で各大学が広報されています)

「息抜き」と「勉強」の間のような感覚で、主に長期休みの期間にすすめていた「進路選定」についても、スキマ時間を活用してみてはいかがでしょうか?

 

磯山健太さん

いそやま・けんた 駿台予備学校池袋校サブマネージャー

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