運動部のマネージャーとは、どんなことをしているイメージがあるでしょうか。サッカー部のマネージャーとして活躍する高校生記者のマリーナさんに、身につく力ややりがいなどの魅力を10個ピックアップしてもらいました。

1 スポーツに関わることができる

マネージャーはプレーヤーの次に、そのスポーツの一番近くにいることができます。特にサッカーは女子部がないことも多いので、マネージャーとしてそのスポーツについて詳しくなることで、より奥深い魅力を知ることができます。

試合前。マネージャーは遠くから見守ります…

2 気の利かせ方がわかる

マネージャーはサポート役ではありますが、出しゃばりすぎると迷惑になってしまうこともあります。その線引きができるようになるのは、将来も役に立つスキルだと思います!

動画を撮ることも仕事の一つ

3 自己管理能力が身につく

マネージャーは選手をサポートする役なので、自分自身のことはそれ以前に終わらせるか調整する必要があります。そのため、勉強など自分の予定の管理を部活の時間を見込んで行うので、スケジュール管理が上手になります。

1日30時間あったらいいのに…と思うことも(笑)

4 「運動部」に入れる

マネージャーは、運動が苦手でも運動部の雰囲気を味わえる役職です(笑)

私は運動音痴で、スポーツのプレー中にかかるプレッシャーなども耐え難いのですが、運動部の「青春感」のようなものに憧れがあったので、高校で体験できてよかったと思っています!

サッカーは見応え十分のスポーツです!

5 チームの一員になれる

普段の練習も試合のときも一緒にいるので、勝っても負けても自分のことのようにうれしかったり悔しかったりします。そうやって、一緒になって何かに全力になれたときがうれしいです。個人的には、円陣に入れてもらえたときが一番誇らしかったです!

公式戦前にはミサンガを作ることも。喜んでもらえるとうれしい!

6 事務処理能力をつけることができる

私はフィールドでマネージャーらしい業務を行いつつ、出欠管理や練習試合のアポをとったりと、事務的な仕事もこなしています。必然的にリサーチ能力や管理能力を向上させることができます。

リサーチやトーナメントのトラックなども行います

7 大人とのコミュニケーション力が上がる

特に試合中や練習中などの時間が空いてしまったときに、顧問の先生やコーチと話す機会があったり、他校の先生に電話で練習試合の申し込みをしたりすることが多いです。そのため、大人や目上の人に対する礼儀や話し方が身につき、臆することなく話せるようになります。

試合直後。先生とは試合中など手が空いたときに多く話します

8 体力がつく

マネージャーは、ただでさえ朝早い集合時間よりも早く集合して準備をしたり、水などを運んだりしたうえで授業に出るので、体力がつきます!

大変だけど、楽しい。それがマネージャー

9 大きな声が出せるようになる

マネージャーはタイムなどを計ることも多く、フィールドで時間の終わりを伝える場面があります。私は声が大きい方ではありませんでしたが、少しずつ大きな声の出し方がわかってきたような気がしています。

「ラスト~」「終わり~」の声出しは得意分野(笑)

10 たくさんの「ありがとう」がうれしい!

いろいろ大変なことはありますが、これが一番のやりがいです。部活動を通して「ありがとう」と言われることのうれしさや達成感を感じられるのは、マネージャーの特権です!(高校生記者・マリーナ=2年)

夏場は特に大変なスクイズ。けれどやっぱり「ありがとう」がうれしい!