神奈川大学野球連盟の1部リーグに所属する神奈川工科大学硬式野球部。マネージャーの武藤久実さん(4年)は、160名以上の部員を抱える同野球部になくてはならない存在だ。そんな彼女にマネージャーと学業の両立について聞いた。

大学野球部のマネージャーの仕事

小学6年生まで地元の野球チームに所属していたという武藤久実さん(神奈川・向上高校出身/応用バイオ科学部 応用バイオ科学科)。高校時代に野球部の試合を見て、「大学では選手のそばで支えていきたい!」と思うようになったという。4年間マネージャーを続けてきた彼女に質問してみよう。

ーマネージャーとしてどのようなことをしていますか?

【練習時】

マネージャーは男女2名ずつ4名います。大学のグラウンドで練習をしている日は、事務作業や掲示板の貼り替えなどのほか、ホームページの更新、Twitterでの情報発信を担当しています。多くの人に野球部を知ってほしいので、更新頻度は高めです。

【大会前~大会中】

大会前は対戦校のデータ収集、自チームのデータ整理をし、大会が始まると運営に携わります。試合を見に来てくださる方たちの接待や、ゲームのアナウンスを担当します。アナウンスは1試合1人が担当。2年生から担当するようになり、1試合、2試合と増えていき、4年生は4試合〜5試合分を担当します。

 

理系の学びとの両立は?

ー理系学部は大変そうですが、どのような勉強内容ですか?

高校時代から生物や数学が得意だったので、「理工系で野球部が強い」という点で神奈川工科大学を選びました。大学でも講義を聞いて理解できることは多かったです。自宅通学で、大学が近いため勉強時間の確保もできました。学年で20番以内に入るという目標を立てて3年次の終了時点で16番になり、目標を達成することができたんです。

4年生になってからは研究室に所属し、免疫化学に関する研究に取り組んでいます。振り返ってみると、マネージャー活動と学業はうまく両立ができたと思います。とくに部活動は大変だと思ったことはなかったです。自分よりもがんばっている選手たちを見たら「自分もがんばらなければ!」という思いが強かったので。

ただひたすらに勝ちたいという思いで練習している選手を、誰よりも近くから応援し支えられるのがマネージャーの一番の魅力です。また、以前は初対面の人と話すのは苦手だったのですが、マネージャーである以上みんなに声をかける場面も多かったので、自然と自分が思っていることを発言できるようになり、コミュニケーション能力もアップしたと思います。

女子受験生応援サイト「Find I KAITでみつけるツギのワタシ」では、武藤さんのインタビューがフルバージョンで掲載中! コロナ禍の活動や就職の様子なども語られているので、ぜひ読んでみて!

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提供:神奈川工科大学