高校入学したての頃、新しいクラス、新しい環境……新しいことだらけの毎日に、疲れてしまったという経験はありますか? クラスになじめず苦しい思いをしていた高校生記者のりんごほっぺさんを救ったのは、同じ中学校だった女の子の笑顔でした。
新しいクラスになじめなくて
私は高校入学当初、新しい環境やクラスになじめず、学校に通いにくい時期がありました。せっかく合格したのに全然楽しくなくて、友達もなかなかできず、毎日泣きながら通っていたんです。
そんなある日の朝、同じ中学校の人が私の横を通り過ぎました。
同じクラスになったことはなく、ほとんど話したことがなかったので、「〇〇さんだ」と認識はしましたが、話しかけようとは思いませんでした。すると、彼女が突然振り向いて、ニコッと笑ってくれたのです。

私は思わず声をかけました。「おはよう、何組になったの?」など、なんてことのない会話が、憂鬱な朝をすっと晴らしてくれました。
「彼女に会えるなら頑張って学校に行こう」と思えるようになり、気づけば毎日楽しく通うことができました。
気付かないところで誰かを幸せにしてる
私にとっては、彼女はどん底から救ってくれた女神のような存在。ですが、きっと彼女は私を助けたなんて1ミリも思ってないでしょう。
人は、自分の気づかないところで誰かを幸せにしていることがあるのだと実感しました。
学校に通えなかったころは、「私が休んでも誰も心配なんてしないし、私がいなくても誰も困らない」と思っていました。しかし、「私も知らないところで誰かを幸せにしているのかもしれない」と考えると、「私は必要な存在なんだ」と思えるようになりました。
この記事を読んでくれている人の中には、自分のことが大嫌いな人がいるのかもしれません。大丈夫です。あなたは誰かを幸せにしていて、その人にとったら大切な存在ですから。
今では何でも話せる大親友に
彼女とは、今ではなんでも話すことができる間柄で、大親友です。

私を救ってくれた人は、ずっと前から近くにいた人でした。苦しんでいるときにあなたを救ってくれるのも、きっと身近にいる人です。一度、近くにいる人を眺めてみてください。(高校生記者・りんごほっぺ=2年)