高校生記者のくりさん(3年)は、高校1年の時に海外に在住し、帰国後に英検1級を取得しました。海外経験だけで英検合格できたわけではなく、対策で大事なのは単語力だったと振り返ります。勉強法を教えてもらいました。
単語力が重要 単語集やアプリを使って力をつける
私は1年間の海外滞在経験があります。正直、海外経験は英語力(特にスピーキングとリスニング)を左右するため、純ジャパ(海外経験のない日本人)の方からすると「元の英語力が違うし…」と思われるかもしれません。
しかし、「単語」はどのレベルにおいても最重要であることを、ここでは伝えたいです。単語は英語4技能の力を確実にアップさせるからです!
リーディングでは、単語の意味が分からなければ本文の理解にとても時間がかかります。リスニングでは、単語の意味が分かればスムーズに問題に答えられます。
ライティングとスピーキングにおいても、自分の中にある単語ストックの数が多ければ多いほど、ハイレベルなものができ上るはずです。
私は、英検1級の単語を勉強し始めた試験3カ月前の段階では、3000ほどの単語のうち100ぐらいしか意味が分かりませんでした。
しかし、毎晩15分口に出し、覚えた単語にチェックをしていくと、8割程度チェックがつくようになり、英検1級合格につながりました!
使用したテキストは『英検1級でる順パス単』です。試験会場でも直前にチェックしている人が多く、万人におすすめできます。ただ、このテキストは改訂されていないため、時事に関連する単語もマスターしたい方には、英単語アプリ「mikan」がおすすめだと思います。
2次試験対策は対人で練習して 積極的に話す姿勢を見せよう
2次試験対策としては、対人で練習することが何よりも重要だと思います。2分間のスピーチの後、5分程度2人の面接官に質問攻めにされるからです(笑)
私は一次試験の合格発表後、2回ほど学校のネイティブの先生に練習に付き合ってもらいました。いかに論理的な発言をするかというよりも、ネタが思いつかなくても積極的に話す姿勢が、何よりも採点のポイントであり大切だと思います。相手に対して一生懸命話すことを練習してみてください!
私は面接官2人にけげんな顔をされながらも、笑顔でめげずに話し続けたことで、無事一発合格できました。皆さんの英語学習を応援しています!(高校生記者・くり=3年)