参考書は勉強する上での強い味方。評判を気にして買う受験生も多いようです。高校生記者が「買ってよかった!」「成績UPができた」とおすすめする参考書を紹介します。

物理に苦手意識がある人におすすめの一冊

『はじめよう! 高校 物理基礎』

私が紹介する参考書は『はじめよう! 高校 物理基礎』です。

『はじめよう! 高校 物理基礎』数研出版編集部編著(数研出版、1000円=税抜)

前回の期末テストで、私は、恥ずかしながら物理基礎で100点中28点という点数をとってしまいました。このままではダメだと思い、書店に行き、物理基礎の参考書をいくつか見てみました。

その中で一番自分のレベルに合っているなと感じたのと、参考書の帯に「誰でも一人で物理基礎の学習を進めることができる」という記載があったので、半信半疑ではあったものの、買ってみることにしました。

自学でも分かりやすく学べる

学習を進めていく中で思ったのは、「本当に分かりやすいな」ということです。

この参考書の特徴は、まさに参考書の帯に書いてあった通り、誰でも一人で物理基礎の学習を進めることができるように、本当に重要なポイントだけに絞り、端的に分かりやすい言葉で書かれていることです。授業でちんぷんかんぷんだった内容も、この参考書のおかげで理解することができました。

今は予習に利用しているのですが、一つ一つ分かりやすいので、習ったことのない内容でも簡単に理解することができます。参考書を通して一度勉強しているので、授業もすんなりついていくことができています。

重要なポイントがわかりやすい言葉で説明されている。予習用にもおすすめ
 

 

学校の問題集とセットで使うとGOOD

おすすめの使い方としては、この参考書で理解した後に、学校の問題集等で演習をすることです。

この参考書に載っている問題は、1つの単元につき、3、4問です。前回の期末テストで点数のよかった友達に聞いたところ、問題演習を何回も何回もしたと言っていました。だから私も、参考書での勉強と問題集での勉強をセットで必ず行うようにしています。

今、物理基礎の勉強が苦手だなと感じている人や、初めて物理基礎を学ぶ人に、この参考書は本当におすすめです。私も少し次回のテストに期待が持てそうです。皆さんもぜひ使ってみて下さい。(高校生記者・Rinka=1年)