参考書は勉強する上での強い味方。評判を気にして買う受験生も多いようです。高校生記者が「買ってよかった!」「成績UPができた」とおすすめする参考書を紹介します。

英語教科書の補助参考書を活用

『クラウン総合英語 第3版』

私が紹介する参考書は『クラウン総合英語 第3版』です。

『クラウン総合英語 第3版』霜崎實 編・著(三省堂、1500円=税抜)

高校に入学したときに、学校で購入しました。三省堂の教科書CROWNの補助的な役割をしており、教科書と重なっているところがあります。

私は、学校の授業の予習と復習、テスト勉強、日々の勉強など、幅広く活用しています。日々の英語の勉強では、この参考書とほかの文法のワークを使っています。学校の先生が選んだものは、先生方の経験にもとづいた最高のものだと思うので、なるべく学校のもので日々の勉強をしています。

難易度別の解説が使える

この参考書の「ここがいい!」というところを、2つ紹介したいと思います。1つ目は、難易度別に分かれた説明がなされているところです。

普段、教科書やワークを使っていると、「これって本当に使うのか?」というような例文がたまに出てきます。そんなときにこの参考書を見れば、その例文の難易度がすぐにわかります。

結構正直に書かれていて、ある例文があったとすると、言い換えや、ポピュラーな使われ方の例が出ているので、「この例文はレアケースだな」というのがすぐにわかります。また、例文と解説、注意点がセットになっているので、どこに気をつければいいのかもとても分かりやすいです。

例文を暗唱し長文読解が得意に

2つ目は、付属の暗唱例文集があることです。

私の通っている学校では、1年生のときに、この例文集から小テストと定期テストに出題されました。学校の先生もおっしゃっていましたが、例文を覚えると、英文の構造が見えてくるようになります。

授業のときには先生が教えてくれたポイントと例文を照らし合わせて、暗唱テストではできなかったところに赤線を引いていました。

付属の暗唱例文集を使ってできなかったところをチェック

熟語のような例外はありますが、授業とこの暗唱例文のテストによって、長文読解の日本語訳の問題が得意になりました。皆さんもぜひ使ってみてください。(高校生記者・早弁の鬼=2年)