あなたの学校で、メイク禁止の校則はありますか? 高校生記者のあかいあめりさんが学校で化粧をすることについて考えました。
なぜ化粧が禁止なのか
先日、あるSNSで「公立高校で男子生徒のツーブロックが校則で禁止されている」という話題が上がっていました。そのとき、髪型だけでなく、化粧はどうなんだろうという疑問を持ちました。

私の高校では、化粧は校則で禁止されています。なぜ禁止されているのか、学校側からきちんとした理由が説明されていません。
コスメを買うことが経済的に難しかったり、肌が弱かったり、いろんな人がいます。化粧をする子、しない子で差が生まれて、いじめなどのトラブルになることも考えられます。生徒目線で、いろいろと想像はできます。ですが、学校側は「なぜ化粧を禁止するか」の理由を「明らかにしない」のです。
私は、学校に毎日化粧をして行くのは大変だと思っているので、禁止されるほうがむしろありがたいのですが、して行きたいという人も大勢います。
大人になればマナーになるのに
大人になれば、化粧をすることがマナーの一つになりますよね。化粧に興味を持ち始める高校生の間に始めれば、みんなで教え合いながら練習ができてよいのではないかと思います。友達と話したときは、「学校で化粧を教える授業があればいいのに」という意見もありました。
顔というのは相手に大きな印象を与えるので、できれば自分の理想に近い方がいいですよね。顔にコンプレックスを抱いている人は多いと思います。自分の顔を少しでもよく見せたいと思うのは、思春期の女子なら当然のことだと思います。

理想に近づけば自信が持てるようになるし、不安な気持ちも減って、学校生活へのモチベーションにもつながるのではないでしょうか。(高校生記者・あかいあめり=2年)