アメリカの若手シンガー・ソングライター、ビリー・アイリッシュ。2020年1月に行われた「第62回グラミー賞」で、史上最年少18歳で合計5部門を受賞するなど、実力、話題ともに世界中で注目されています。今回は、ビリーの大ファンだという女子高校生3人に集まってもらい、ビリーの魅力を聞きました。(全2回。前回はこちらから)
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参加者
Aさん:2年。19年3月頃に偶然MVを見てからハマった。疲れているときや楽しい気分になりたいときにビリーの曲を聞く。多くのメディアの前でも自分の意思をしっかりと持ち堂々と受け答えをするビリーが特に好き。
Bさん:3年。半年前にたまたまYouTubeでビリーを知ってハマった。音楽だけでなく、ファッションや髪型も好き。
Cさん:3年。YouTubeのオススメで動画を見てからファンに。歌とそれ以外でのギャップが好き。魅力が歌だけでないところにも惹かれる。
サバサバした性格がかっこいい! ギャップにかわいらしさも感じる
―「ビリーかっこいい派」「ビリーかわいい派」と分かれているようですが、みなさんはどちらですか?
A かっこいい派です。
B 私もです! 曲調はもちろん、サバサバした性格も大好きです。
A 私がビリーを知ったのは曲からでしたが、インタビュー動画などを見ていくうちに、人間性に惹かれました。
A 同じく。あのサバサバ感がとてもいいですよね。
B でもギャップがあるというかわいさも魅力ですよね。
C 私はかわいい派です! 曲のときはかっこいいけど、他の場面、特にファンと接しているときは、今どきの女の子って感じですごくかわいらしいなって思います。
ビリーみたいな子がクラスにいたら最高!
―ビリーの好きなヘアスタイルやファッションはありますか?
C 私は緑色の髪のビリーかわいいなって思いました。
B 私は銀髪のビリーが特に好きです。2017年あたりの。
A まったく同じです。私も銀髪のビリーが好きです。
A 銀髪だとビリーの色白がより目立ちますよね
B そうですよね! 本当にきれいな顔立ちなのに、こんな子クラスにいたら最高だろうなという親近感もあります。面白いことや少し下品なことも平気で言えてしまう。
A 確かに。歌いかたや性格、かっこいいファッションとは反対に顔がとてもきれいです。
B ファッションアイコンとしても注目されていますよね。本人はまねされるのを嫌がっていますが……。
B 確固たる「自分」を持っていて、憧れます。
C 「自分」というひとつのカテゴリを作り上げていてすごいと思います。
A そうですよね。また、ビリーは女性らしい体形を持っているので、同年代なのに大人っぽく見えるのは、それもあるかもしれません。ビリーはお兄さんとの関係もすてきですよね。
B そうですね! ビリーの活躍は家族の応援あってこそだと思います。
A 作曲を二人でするというので、10代のビリー一人ではできなかったことも、二人でならつらいことも乗り越えることができるのだろうと思います。
A はい!
勉強中にビリーの曲を聴くと集中できる
―どんなときにビリーの音楽を聴きますか?
C 夜寝る前やお風呂で聴いています。静かな雰囲気でミステリアスな感じなのがすごく好きなので似合うような時間帯に聴くのが好きです。
A ビリーの曲はささやく静かな闇のようなイメージの曲が多いので、勉強のリフレッシュや寝る前など一人のときに聴いています。
B 勉強中に聴いています。すごく集中できるんですよね、メロディーが心地よくて。
A そうですよね。ささやくようなビリーの歌いかたは他の人はまねできない感じがあります。
B 同年代のアーティストの曲を聴くと自分も頑張らなきゃ、となります。
A 私も思います。ここまでビリーに魅力を感じるのも同年代だからという理由が大きいです!
B 同感です!
暗めの部屋で聴くのがおすすめ
B 私の個人的な聴き方ですが、少し暗めの部屋でヘッドホンをつけ、音量はそれほど上げずに聞くのがマイブームです(笑)
A すごくわかります! 寝る前は私も同じように暗めの部屋で聞くことが多いです。暗い部屋でビリーの声を聞いていると、心が苦しくなるような自分もビリーの世界に引き込まれる感覚がします。
C すごく分かります。ビリーの独特な雰囲気に自分が入れたような気持ちになりますよね。
B 世界観に浸れますよね。
ビリーは「千変万化」「ビビットカラー」「世界観」
―ビリーを一言で表すとしたら、どんな言葉ですか?
A 私は、ビリーは「千変万化」というイメージです。
B すてきです! すごくしっくりきます。
A インタビューで少し下品なことを言うビリーと、音楽番組などで曲を披露するビリーのまったく違う顔に驚いたことがあります! 曲も、純粋でまっすぐな女の子のイメージから、地獄から上がっている闇のようなイメージまで、幅広くてすごいです。
B おちゃめな一面もありつつ、プロのアーティストという自覚を持っているビリーが本当にかっこいいと思います。
A 10代のアーティストならではの、「今」を楽しんで自分のスタイルを楽しむわんぱくな感じもあって、そこは親近感が湧きます。
B 私は、一言で表すなら「ビビットカラー」です。本人の見た目やミュージックビデオのカラーはもちろん、嫌なことははっきり嫌と言ったり、自由でまっすぐなイメージがあります。
A なるほど! この言葉にビリーらしさがすべて詰まっていますね。こんなにはっきりした色のファッションや髪型が似合うのはビリーならではですよね。
B そうですよね。これからもありのままのビリーを発信してほしいです。
C 私がビリーを一言で表すなら、「世界観」かなって思います。独特なビリーにしか出せない、または持っていないような雰囲気や曲がすごく好きだしすてきです。
ビリーのことをさらに好きになる動画を紹介
― ビリーについての動画でおすすめのものはありますか?
B 「1年前の私」と同じ質問に答える、というものです。私がビリーを知り、ファンになったきっかけの動画でもあります。
A 私も同じものを挙げようと思ってました! 年々ビリーの成長が見られる気がして好きです。
B ですよね。同世代の人みんなに見てほしいくらい、ビリーの成長や葛藤が伝わってきます。トップアーティストってこんなに努力しているんだ、と心の底から感動します。
C 私も同じ動画が好きです。歌だけじゃなくて話すこともすごく魅力的だなって思います。
A ビリーがファンの曲のカバーに対してリアクションする動画もビリーらしさ前面に出ていて好きです。ファンをとても大切にしているのが伝わってきて、ビリーがさらに好きになりました。
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ビリー・アイリッシュ
2001年12月18日生まれの18歳、米国ロサンゼルスのシンガー・ソングライター。
19年3月に発売したデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は英米を含め全世界18ヵ国で1位を獲得。代表曲「bad guy」は、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)1位を獲得。20年1月に行われた「第62回グラミー賞」で、史上最年少18歳で、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞の主要4部門に加えて合計5部門を受賞。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(20年11月公開映画)の主題歌「No Time To Die」を制作、歌唱している。
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