あなたは何か資格を持っていますか? 何か取ってみたいけれど、どうしよう…そんな人に高校生記者の新菜さんがオススメするのは「秘書検定」。高校1年生で秘書検定を取得したときのことを振り返ってもらいました。
秘書検定2級を3カ月の勉強で取得
皆さんは「秘書検定」を知っていますか?
高校生にはなじみのない資格かもしれませんが、「就職に役立つ資格」にランクインするほど、将来役に立つ資格です。私はこの秘書検定の2級を高校1年生のとき、3カ月間の勉強で取得しました。
秘書検定とは、その名のごとく秘書としての技能を測る試験です。社会人ならできて当たり前、知っていて当たり前のマナーや言葉だけではなく、「もしこんな状況だったらどうするべきか」という実践的な問題も出題されます。
私には資格が何もない…コンプレックスが受験のきっかけ
私がこの資格を取ろうと思ったのは、友達に何らかの資格や受賞歴があるのに、自分には何もないというコンプレックスからです。友達が持っていなくて、将来役に立つ資格。なおかつ受かりそうという条件にぴったりだったのが秘書検定でした。
本屋さんで過去問を一通り見て、案外簡単そうだなと思い、いきなり2級から取ることにしました。しかし、いざ問題を解いてみると全然正解できず焦りました。
正しい敬語や専門用語は英単語のように詰め込みましたが、実技問題では自分の考え方と社会人としての正しい行いのギャップに驚きました。
アベンジャーズのキャラだったらどうする?
「自分だったらどうするか」という考え方ではなかなか正解できませんでした。ですが、大好きな映画「アベンジャーズ」に出てくる完璧な秘書「ペッパー」だったらどうするだろうと、心の中に「完璧な秘書像」を持つことで正解率が上がりました。
隙間時間に参考書をめくり、後はひたすら過去問を全問正解できるまで解きました。
自己採点では不合格でしたが、1カ月後、合格通知と合格証が届きました。とてもうれしかったです。
秘書検定で学んだことは、学校生活でも目上の相手に使えますし、何より自信になりました。
一歩成長したい人、自信がほしい人にとてもおすすめしたい資格です!(高校生記者・新菜=2年)