参考書は勉強する上での強い味方。評判を気にして買う受験生も多いようです。高校生記者が「買ってよかった!」「成績UPができた」とおすすめする参考書を紹介します。

問題を解きながら現代文の用語を理解

『すらすらできる現代文基本用語700』

私が紹介する参考書は『すらすらできる現代文基本用語700』です。

『すらすらできる現代文基本用語700』河本敏浩監修・大槻岳著(東進ブックス、800円=税抜)

この参考書は、対比で覚える・文章で覚える・まとめて覚える・テーマで覚える・読み書きで覚える、の五つの章から構成されています。毎回のレッスンごとにキーワード、解説、練習問題があります。

練習問題は、問題文の空欄に言葉を当てはめていく形式。文章の中で言葉がどう使われているのかがすぐに分かります。

文章を通して学習することで問題を解く過程が分かり、勉強の効率アップにつながります。ただ覚えるだけでなく問題を解きながら学べるため、睡魔に襲われることもありません!(笑)

小論文対策にも使える

対比で覚える章とテーマで覚える章にはかわいくてわかりやすい絵が描いてあり、意味を理解しづらい単語なども視覚的に覚えられます。さらに小論文にも対応できるコラムが付いているのも魅力の一つで、現代文を勉強しながら小論文対策ができる一石二鳥のすぐれものです。

現代文の苦手意識がなくなった

私は今まで「言葉の定義が難しくて分かりづらいから」という理由で現代文に苦手意識を持っていましたが、この参考書を読み始めてからだんだんと苦手意識がなくなり、「もっといろいろな文章を読みたい!」と思うようになりました。

蛍光ペン、フリクションペン、鉛筆で重要と感じた部分に印をつけている

毎日この参考書を寝る前に読んでいて「今日はここまでやろう」と目標を決めながら勉強しています。一つのレッスンが5~10分設定で作られており、途中で飽きずに集中して覚えることができるので国語の学習にとても役立っています。

現代文が苦手な人も得意な人もこの参考書で自分の知識をより深められるはずです。ぜひ現代文学習のお供に使ってみてください。(高校生記者・manami=2年)